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『ジブリアニメで哲学する』を読んで

こんにちは。sです。

3連休も昨日で終了しちゃいましたね😅

秋も深まり、徐々に冬の訪れを感じる今日この頃です。


今日は、昨日読了した小川 仁志さん著『ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント (PHP出版 )』という本についての読書感想文を投稿したいと思います。


本との出会い

先日、近所のBOOK・OFF店内をふらふらと歩いていました。すると、平積みコーナーに気になる本が1冊陳列されていました。それが今回ご紹介の本『ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント』という本です。大のジブリファンであるボクは迷わずレジへと商品を持って行きました。

ジブリアニメについて

ジブリアニメをご覧になったことのある人はお分かりの通り、ジブリアニメとは他のアニメ作品とは異なり非常に複雑かつ奥深い内容になります。

鑑賞者はストーリーの世界に入りこみ、主人公に憑依します。物語中の摩訶不思議な設定や奇想天外な登場人物の間で心は揺れ動き、時にハラハラドキドキと楽しい気持ちになり、また時に暗い闇のなか独り佇むような孤独感や不安感を味わいます。そして最後の「おわり」の文字で、作品の世界からフッと現実世界へと戻り、何とも言えない充実感に包まれます。

アニメというと、「子どもが観るもの」というイメージがありますが、ジブリアニメは違います。大人になっても楽しめます。また、何回も観てもその度に新しい感動や気づきを得ることができます。

「大人になっても、何回観ても、ココロから楽しめる」。それがジブリアニメの素晴らしさだと感じます。

感想

この本は、名前の通りジブリアニメの内容を、哲学的に考察するというものです。

先述した通り、ジブリアニメは非常に良くできた作品ばかりで、内容も思慮に富んだものとなっています。

そんな奥深い、面白いジブリアニメを哲学の視点をもって考察したこの本は、大変興味深く、また学びが多くのある一冊でした。

「トトロに会えるのはどんな人か?」「なぜ千尋は神隠しにあったのか?」など、映画を観たことのある人なら、必ず興味を持つような点を真剣に哲学し、作者としての1つの答えを理由を合わせて提示します。

しかし、この本の中で著者も言っていますが、ジブリアニメの中の考察ポイントに対する答えは人それぞれ違って良いと思います。

「大好きなあの作品について、もっと考えてみたい!」「ジブリの世界をもっと多面的に感じたい。」そんな思いがある方は、是非一度読んでみてください。

きっと、新しい発見や気づき、そして感動があるはずです。


それでは今日はこの辺で、

最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。

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