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#76 読書録 何度でもリセット 安永 雄彦 を読んでの気づき

今日は社会人学生時代の恩師であり、西本願寺の執行長である安永 雄彦さんが【何度でもリセット】という本を12月22日に出されたので早速読んでみたので読書メモとして残しておきます。どなたかの参考になれば幸いです。

どんな本?と気になる方はこちら

全体的な読後感

全般的にかなり平易に書かれているので、見開き半ほどで一つの内容が構成されており、キーワードは太字になっている為かなり読み手にやさしい。

よく、するっと読めてしまう本はするっと何も残らずに流れてしまいがちではあるのですが、アクションに結びつけられる簡単な行動がかなりの数ちりばめられているので、記憶と行動に残りやすい作りなのが印象的でした。

勝手にアクションしやすい項目ランキングを選定

この本のなかでおススメしてくれている具体的な行動をかってに実行しやすい順にランキング化してみました。年末年始の良いタイミングなので是非
1、通勤経路を変えてみる
2、2分だけ日記(5年後の自分を時間制限を設けて考える)
3、ライフラインチャートを書いてみて自己分析
4、大事な人に手紙を書いてみて、目のまえで読み上げる

大事な人に手紙を書いてみて、目の前で読み上げる効能

この本でも書かれている大事な人に手紙を書いて、そして目の前で読み上げるという行動が凄く内省になるし、相手との距離も近くなる。やる前の自分と大きく変わるといったことが書かれているが、100%同意です。

なぜなら、自分も安永さんの講義をうけているとき、宿題として約1月前というかなり長い期間をもって、大事な人に手紙をしたためて、読んで気づいたことをレポートしてまとめるというものを実行しました。

その時に私は、普段からお世話になっている母に生まれて初めて手紙を書き、日々の感謝を伝えました。

父が結構早くに無くなっており、そういう深い話をすること、そもそも考える事がない状態で別れてしまったことを年を重ねるごとに思いが深くなっており、この手紙を書くという行為で母だけではなく父に対しても、そもそも自分の人生の意味についてもう一度しっかり向き合う事ができました。

手紙を書く事以上に、目の前で手紙を読み上げる事は、こっぱずかしくて相当ハードルが高い(少なくとも自分には)のですが、得られるものはこれ以上ないものなので、是非お勧めしたいです。

形式にとらわれずに本質重視で

法要の日時も然り、形式にとらわれず本質重視で。大事なことは故人を偲び心を寄せる事。この言葉にほっとさせられた。

最近、とくにバタバタしていることで形式的な対応がおろそかになっており、少し心の棘となっていたので、今の瞬間は以前とは少し違う形でも心がつながっていればいいのだと心が軽くなった。

この本全体に言える事ではあるのだが、結局この言葉を誰にかけてもらえるか?なのかなと。めぐりあわせに改めて感謝。

17時以降はビジネスとは別の仕事が待っている

17時以降はスパッと仕事を切り上げて、帰るという行為を何となく一日の終わりと捉えがちではあったが、ビジネスとは別の仕事(役割)がまっているという表現方法が今の自分にはしっくり来たので、ここに残しておきたくなりました。

本のなかにもありましたが、自分の中には様々な顔が存在していて、それらすべてが自分であり、本当の自分などないというのも、よく言われる事ですがこのビジネスとは別の仕事がまっているという表現で思い出しました。

そして、仕事という言葉にネガティブなバイアスをかけているなーという自分にも気づきました笑

まとめ

冒頭にも書きましたが、平易な文章でかなり骨太の事が書かれているので、一つでもアクションにつなげられると読む前の自分にもどれなくなる良い本だと改めて思えました。

という事で、過去行った、ライフラインチャートや書いた手紙などを振り返ってみたいと思います。

ではでは


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