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#173 読書録 経営中毒を読んで(後編)プロダクトオーナーとしての覚悟も弱いなと気づけた話

こんにちは!けーたです。

今日は、経営中毒の読書録後編(第4章から6章まで)を投稿いたします。

昨日なんとなく、半分まで読んで付箋が沢山貼られた写真を載せたので、今日も何となく載せてみますw何となく前半の方が付箋多いかな?

第4章から6章まで付箋が貼られた経営中毒本

経営中毒の読書録前編(第1章から3章)の投稿はこちら

昨日は、Podcastの経営中毒を聴いから(#1から#15まで)本の「経営中毒」の前半を読むという時間の過ごし方をしました。

本日は、昨日と完全に逆で、午前中に本の「経営中毒」を読了。その後にジョギングに出かけて(#16から#24まで)を聴くという時間の過ごし方をしました。

Podcastの#1から#24の内容は、偶然にも本の「経営中毒」の内容とほぼ同じ範囲の事がお話されていました。

それを踏まえて、情報のインプットの順番で記憶の定着に違いがでるのか?なんて問いが立ちました。

どういうこと?かというと、、、

昨日の情報のインプットの流れは
「耳」からの音声情報→「目」からの文字情報
今日の情報のインプットの流れは
「目」からの文字情報→「耳」からの音声情報

どっちの方が記憶に残りやすいのか?人体実験を結果的に実施しました。

結果はというと、短期的には差分は感じられませんでした。もう少し忘却曲線が進んで行くと差が出るのか?、、、どうなんだろ。

ただし、頭の中に内容の定着量については本だけ、音声だけとは段違いに頭の中に残っています

たぶん忘れてきた数時間後に復習している構造になっているから忘却曲線にあらがっているからだと思います。おススメです。この方法。

ということで、本の内容に触れる前のダラダラと文章を垂れ流すのは、ここら辺で切り上げて、本の中身や気づきに触れていきたいと思います。


第4章から6章までを読んで感じた全体感

プロダクトの初期の話から、ビジネスがある程度軌道に乗ってきた先にあるIPOに対する社長の考え方。そして最後に社長の苦悩について改めて語られるという全体的な流れ。

昨日も書きましたが、全ての内容の解像度の高く、経営者ではないジブンにも刺さってきます。そこが本書の魅力です。

「ジブン株式会社」の代表である自分の器をどう大きくするか?自分は社会にどんな価値を提供したいのか?

良いと思われる人の動きを徹底的にパクって進化させる努力ができているか?

自分の周りにメンターと呼べるような人を意識的に探せて、時間を取れているか?いろいろ考えさせられました。

どんなひとにおススメ?

先ほども書きましたが、私たち全員が「ジブン株式会社」という自分の人生を経営者として生きていますので、どんな人にでも読んで損はないのではと思います。

ただ、本を読むというのも可処分時間をどう使うか?の決断を迫られるので、読書の時間は取れないという人はまずは、Podcastをおススメします

ただ、自分としては本が世の中に流通し続ける世界がいつまでも続いて欲しいと願っているので、本好きのかたはポチってください笑

脳に刻みこんでおきたいフレーズ達

逆ペルソナを分析する

これは、自社のサービスを使い始めたけど、嫌になる人や飽きる人がどんな人かを分析するのが効果的と示されており、なるほど!となりました。

生存者バイアスを避ける為にも、「逆ペルソナを分析する」を仕事の枠組みの一つに加えます。

そして、ペルソナに対しても、一つに絞るのではなく、SランクとAランクぐらいに使用頻度などを用いて、カテゴライズして考える。

この様なぺルソナ分けの考え方も示されており、自分もプロダクトのフェーズに気を付けつつ(初期はプロダクトの提供価値を尖らせる為リソーセス分散になるのでペルソナ分けはやらない)取り入れていきます。

「あったらいいね」プラス「スイッチングコスト」の壁

ユーザーにインタビューしたら、わざわざ本気でこれ良くないから使わない!とは言わないし、社交辞令的にあったらいいね。と言ってしまう。これはよくわかります。

この「スイッチングコストの壁」というフレーズの良い所は、相手が本当に乗り換えようとしたときにどれだけのスイッチングコストが発生するのか?しっかり分析しなさいというメッセージが読み取れること。これがすごく刺さりました。

ここまで明確には本の中には書かれていませんでしたが、使ってもらう為には絶対に必要な分析だなと思わされました。

この壁を乗り越える為の提供価値とデリバリー方法が経営者視点で考え抜かれているか。肝に銘じます。

本音で相談できるパートナーがいるか?

これは経営者が、事業を畳もうかどうかを筆者に相談されたときに相談相手の経営者に対して聞く事の一つと書かれています。

これを自分自身に当てはめると、本当に苦しい時に相談できる人って、パートナーではないな。良くも悪くもと思いました。

仕事場以外に、メンターを持つ。それ以外に出処進退が極まった時に本気で相談できる人を持つようにアンテナを立てて生活をしていきます。

うーん、家族には弱い所を見せられない自分がいる事に気づかされました。

まとめ

小さなチームでプロダクトをアジャイルで開発しており、ロールとしては、プロダクトデザイナーという肩書を持っています。

ただ、自分の中ではデザイナーという枠に収まらずに、完全にプロダクトオーナーとして、動く(越権行為をするという事ではなく経営者的な視点で考え行動する)と決めていました。

が、この本を読んで、自分の覚悟が絶対的に足りていないという事に気づかされました。

もちろん、本当の経営者の厳しい環境にはなれないとしても、この本を読んだからには、会社のミドルマネジメントであり、開発チームのメンバーとしてでも、経営者の厳しい孤独に近づける努力はできる。と気づけました。

なので、明日からは、もっともっとプロダクトにコミットして、吐き気がするぐらい努力をしていきます。

自分としては、「吐き気がするぐらい努力します!」というマッチョなコミットメントをして読書メモを終わらせますが笑 

本当にいろいろな角度からこの本を楽しむことができると思います。おススメです!!

という事で、この投稿が誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは

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