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初めてのFF16

FF16メインストーリークリアしたので感想を勢いで書いてみます。一言で言うなら「大人向けアクションRPG」だと思いました。

理由は登場人物の表情や仕草で感情を伝えて、言葉では言い表せない複雑な感情を表現しているからです。
まあ、なんといっても主人公クライヴが割と無口で何を考えているか分かりにくいのが例です(笑)
そんなクライヴがシドに出会い、復讐のためだけに生きていた自分から周りの人たちのために戦うようになる、その変化がすごく好きです。

まるで1本の映画のような緻密なストーリーに、サブクエストもストーリーを深掘りできる内容ばかりでした。あんなにサブクエが楽しいと思ったことはないです(笑)
サブクエが楽しいゲームは神ゲーだと決まっているんです。

・クライヴとジル
この2人についても書きたいので書きます。ストーリー終盤のジルのサブクエでジルのクライヴへの気持ちがはっきり伝えられて、とっても感動的でめちゃくちゃ印象に残ってます。
クライヴがそばにいてくれたから、私は下を向かずにいられた。
同盟の証としてロザリアにいた彼女の境遇を考えると、自分自身を見てくれるクライヴの存在はきっと支えになっていたと思います。


・クライヴとジョシュア
クライヴの最愛の弟、ジョシュアとの再会シーンはすごく良かったです。幼かったジョシュアが美形イケメンに成長してました(笑)
だから2人には幸せになって欲しかったのに…。
アルテマとの死闘後、ジョシュアを抱きしめながらジョシュアとの思い出回想シーンは涙が止まらなかったです。クライヴは自分の使命や地位、立場からジョシュアのナイトになったわけではなくジョシュアが生まれて、その小さな指で自分の指を握られたときに、「俺がジョシュアを守っていくんだ」と決意したんだと思います。
深すぎる兄弟愛に泣かされました。

クライヴの最終的な敵はアルテマという神でしたが、自我を捨てろと言っているアルテマ自身が自我の塊で、アルテマが作り出した人間と何も違わないという矛盾さ。
でもクライヴは己の欲望や醜い部分も全部受け入れているので、受け入れられないアルテマに負けるわけないんです。
「私が作った世界なんだから、私の好きにして何が悪い」
このジャイアン理論には腹が立ちました。

生きていく上で、欲望は常にあるものです。そのせいで、苦しみ悩むことはありますが、それが生きていることだと思います。
人が人として生きられる世界とは、苦しみながらも自分の意思で生きていける世界なんだと思います。

こんなにいいゲームを遊べて幸せです。
DLCも買いたいと思ってます。
それでは、また(*>∀<)ノ))

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