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お客様は神様です|ちゃんとした解釈をクレーマーより学ぶ|vol.290

三波春夫さんの言葉で有名な
「お客様は神様です!」

私たち世代には
馴染みのある言葉で
そう教育されてきました

しかし
お客様は金を払っているんだから
何をしてもいいという
ことではありませんよね

今日は
周りも嫌な思いしかしない
お客様の話です


筆者は大分市で
ITプロモーション業をやっています
ロックスカンパニー久保田哲と言います
最後までよろしくお付き合いください

▼久保田のプロフィール


でかい声の女がいました


月末なんで
中小企業経営者は銀行に行きます

今日銀行に行ったときの話です

今銀行のほとんどは
11:30で一旦窓口が閉まります

ギリギリに振り込みに駆け込んだ私は
閉まる寸前の静まり返った行内に
入るや否や違和感を覚えました

ロビーには私だけ

振り込み用紙に
記入をしていると

どこからか罵声が飛んできます

『これは仕事なんだから
当たり前のことでしょ!!!
しんじられないわ!!!
(バン!と机を叩く音)』


パテーションで区切られた
別室スペースからの
興奮した女性の声です


『義務でしょ義務!!!(バン!)
あなたどう責任を取るの??!!』


見えないスペースなので
あくまで予想ですが

少し年上の女性が
年下の新人行員に
激しい説教をしているようです

最初は銀行上司が行う
部下教育の会話かと思っていました

『この銀行も
スパルタやな〜〜』

気にせず振り込み用紙に
ペンを走らせていると

段々とエキサイトしてきます

『客は確かにオレ一人だけど
丸聞こえなんで
あまり感じのいいもんじゃ
ありませんよ〜〜。。。』

と思いながら伺っていると
どうも様子が変です

『私は普段こんなことで
怒ることはないんですよ!!

あなたの銀行員としての
この対応はありえないわ!!』

(ドスン!机を叩く音)

『どうゆうことか
説明をしてちょうーだい!!』


よくよく聞いたら
クレーマーな客でした!

どこかの企業の
事務のおばちゃんが
若い女性行員を狭い部屋で
怒鳴りつけているのです



何をそんなに激怒しているのか

興味津々な私は
昼休みに入ろうとしている
銀行ロビーで
耳をダンボにします


要約すると

  • 振り込みに関する料金の説明がなかった

  • ご婦人曰く説明義務を怠っているとのこと

  • 結論が見えず何を要求しているのかがわからない

  • 叫びたいだけかも…

みたいな感じです

アンガーマネージメントが
全くなっちゃいません


そしてこういうタイプの人が
共通していうことが

『私は普段こんなに怒って
大声出すことはないのよ!』

滅多にない感を出し

『私間違ったこといっていますか!?』
と切り返しができない一言を
浴びせてきます



会社事務の方だったら
こんなおばちゃんがいる会社も

大変な会社だなと
同情してしまいますね


そのうち
支店長みたいな方が入室し
説得に当たるわけですが

とにかく平謝りの連続です


銀行には銀行の
事情があると思いますが

どちらかというと
客として認めたくない
やりとりに聞こえました


私も若い頃
意味のわからないクレームに
対応したことがあって

当時トラウマになり
仕事が消極的になった
ことがあります

『自分のすることで
またお客の怒りを買い
会社にめいわくかけたら
どうしよう…….』

そんなメンタルになります


怒って怒鳴りつけても
何も解決になりません

それどころか
マイナス要素の方が大きいと
今では考えます


  1. 相手を追い込んでも解決にはならない

  2. 誰でも失敗はするので予防策を一緒に考えることが大事

  3. 落ち込ませてその後の生産性が下がる方が損

と考えればいいのでは
と思います

自分自身も
あれだけ腹を立てると
ストレスが溜まるだけで
何も得はないと思いますが

おばちゃんなりの
ストレス発散方法だったのかも
しれませんね

しかし
周りはたまったもんじゃありません


「お客様は神様です」の真意


三波春夫さんの
「お客様は神様です」
というフレーズを
考えてみましょう

当然客目線で
「金を払っているんだから
何をしてもいい」
とは解釈しません

なんとなく
クレーマーの言い訳になっています


歌手:三波春夫の本当の解釈は

『歌う時に私は
あたかも神前で祈るときのように
雑念を払って

澄み切った心にならなければ
完璧な藝をお見せすることは
できないと思っております

です から
お客様を神様とみて
歌を唄うのです

また演者にとって
お客様を歓ばせるということは
絶対条件です

だからお客様は絶対者
神様なのです』


プロ意識をもって
誠心誠意尽くせということでしょうか


我々的に解釈すると
プロであれば
「その考えは間違っています」
とはっきり物申し

最後に
「あなたのいうこと聞いて
よかったわ」
と言ってもらえるように

全身全霊を込めて
プロの仕事をする
ということでしょう

お客さんに
プロの視点から判断した
必要なものを
提供しなくてはいけないのですが

お客さんにゴマをすり
お願いばかりをしているようでは
それができなくなってしまいます

銀行側の若手行員さんも
いつか気づく日が来るでしょうね 


おっとここは
私のメンタルが病む前に
早めに退散した方がいいと

帰り際
扉の前で手を合わせて
帰りました

窓口のお姉さん
私を見て笑ってました



やられた新人行員の方!
頑張れよ〜〜

まだまだ人生長く
負けそうなことがたくさんあるけど

こんな罵倒を浴びせないと
自分を保てないおばちゃんに
同情してあげなさい

明日はきっといいことがありますよ!

お疲れ様です!



筆者は
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