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選挙ってなんでいまだにアナログのままなのかなぁ|vol.133

春になると選挙が多くなります
周辺の市町村では市町村議会議員選挙が
行われております

議員候補の皆さんは
交通量の多い道端に旗を立てて

トラメガで何かを叫び
通行人や車に手を振るいわゆる「辻立ち」が
好きみたいですね

先日仕事の打ち合わせで
選挙エリアを通りかかった私の車に

死ぬほどのオーバーアクションで
「お車からありがとうございまーす」
とお礼を言われました

ここの市民じゃないから選挙権ないのに….

正直滑稽に見え意味を感じません


少し前に大分県臼杵市の市議さんで
マスク拒否で辞職勧告を受けていた
ワイドショーなどでも話題になった
現職議員さんが落選しました

しかも前回3位での当選だったのに
今回は最下位での落選でした


62歳でまだまだ地元に愛情を持って
議員を続けたかったと思われる彼に
民意はNOを突きつけたのです

コロナがなければ
こんなことも起きなかったであろうに

お気の毒です



私も若かりし頃
とある商工会議所青年部におりまして
自分達の活動の幅を伸ばすために

自身の会から市議会議員を輩出する
お手伝いをしたことがあります


理想のまちづくりを提言するために
市政に対する対抗策だったわけです


先輩を担ぎ自分達の声を
市政に届きやすくするための活動

それが当時の私たちなりの
精一杯の考えでした


政治に文句を言うつもりはありませんが
今考えれば若かった自分達の
見えないものに対するチャレンジだったのでしょう


今でこそ否定をしている辻立ち
自分達の選挙になればやってしまいます

1000人に1人ぐらい
声をかけてくれる方がいるから
意味があるんだと勘違いし
また手を振り続けます


対抗馬が辻立ちすると
自分達もやらなければ損をすると思い
もっともっと辻立ちます


見ている側の関心なんかどうでもいいんです
手を振り声を出すことに満足するだけです


当時はその行動が
選挙にどう役に立っていたのか

獲得投票数にどれくらい貢献していたのか
測る方法がありませんでした

投票してくれた方に
・なにがあなたの1票につながったのか?
を知る術がなかったからです


選挙カーや立候補者の立て看板も同じです

有権者との接触において
どのツールが役に立っているのかを
知ることができなければ

永遠に候補者は辻立ちを続け
落選の場合も原因がわからないままでしょう

・候補者の政策なのか?
・見た目なのか?
・性別なのか?
・年齢なのか?
・立て看板で見たからなのか?
・選挙カーで立ち寄ってくれたからなのか?
・ホームページで知ったからなのか?
・SNSで知ったからなのか?
・それとも辻立ちなのか?

インターネット投票が近い将来始まります

ネット時代だからこそ原因究明ができ
無駄なものは排除することで節税となる

そんな無駄のない現代を
ネットの力で叶えられるはずです


国政・県政・市政などとの距離を埋め
民意の関心度を上げるには
原因がわからなければなりません

デジタルの力で
より良い政治の世界が来ることを
期待します



PS-------------
自社業も同じことが言えます
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