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青年海外協力隊のナミビア生活、その22[先輩隊員とナミビアの国内旅行をする]

ナミビアというアフリカ南部の国で理数科教師という職種で、青年海外協力隊の活動について日記を書きおこしている。ただし、2008年の話。

【5月8日】
台所の排水がつまっていて、家事がしづらい。
今日こそはと、朝8時に水道業者に電話してみる。
そうすると、9時にいくよーって返答が。
いや9時に出発だったのかも。
実際に来たのは11時前くらいだったもん。
出発にしても遅いぞ。まぁいいけど。

ラバーカップでは直らなかった台所の排水口。
今回は、台所の下のパイプを外した。
で、割といろ~~~んなことをした最後に、新しいパイプに付け替えたところ、スムーズに流れるようになった。
なんていうか、パイプ自体に原因があって、取り替えるだけでよかったわけで。
マンホール的なところを見たりしていたけれど、そういうのって関係なかったみたい。

ま、いずれにせよ、直ったので嬉しい。
この夜は、キャベツ炒めを作って食べた。
ザク切りキャベツを油でいためつつ塩ふったのみ。
あと湯がいたのみのニンジンも。素材の味を味わった。


ちなみに昼間はというと。
日本から送った荷物が届いたというので郵便局に受け取りに行った。
朽ち果てた姿に変わっており、原型をとどめていない。
ま、中身が大丈夫ならいっか、と思って、運ぼうと近づくと、カレー臭がした。
使いかけのスパイスもいれておいたのがあだになったようだ。
クミンスパイスのふたが壊れていて、中身はありえないほどクミンまみれになっていた。
カレーの元となるクミンは、駄洒落じゃないんだけれど、まじで加齢臭がするのだ。
合気道着とか洗わないとなー。(道着もいれておいたのだ)


あと、近くのバーにも寄ってみた。
でも、特に話もはずまず。バーは苦手なのだ。
さっさと帰った。
もっとうろうろしよう。

昼間はすっごく暑いのだが、夕方はかなり涼しくなって歩きやすい。
砂地の照り返しが厳しいのだと思う。


【5月9日】

今日は朝から軽い大掃除。
軽いのか大なのか、どっちだよ。

・クミン(カレーのスパイス)まみれの服を一部洗う。
→ 干したまましまいわすれる。
・台所の床を掃く
・自分の部屋も掃く
・ガスレンジのオーブンの下の部分を掃除
→ ○キ○リの巣だったようで、10体くらいの死骸
・ガスレンジをどかして下を掃除
→ やはりゴ○ブ○の巣だったようで、10体以上の死骸
・部屋にあった2畳程度のカーペットをはたく。
→ はたいてもはたいても

先週に日本からもってきたコンバットを設置したせいなのかどうか、ゴキブリの死骸が出まくり。
死骸はけっこう気持ち悪いけれど、生きているのと比較すると、断然死骸でよかった。
ま、日本のと比べると、大きさも小さいし、色も黒くないし、マシだと思う。


そしてショッピング。
あと、ちょっと知り合いになったナミビア人に折り紙を教えてみた。
ツルだ。
「ナミビア人は根本的に折り紙は駄目だ」と話に聞いていたが、そうでもなかった。
そもそも、紙を見せると、それを手に取り、三角形に折り、そしてさらに半分に折るなど、基本的な動作は問題なかったように思う。
小さい紙のわりには、初めての割には、比較的上手に折れたように思う。


あと、カレーを作ってみた。スパイス使用。
肉を買ってなかったので、チキンストックで。
ニンジン、じゃがいも、マッシュルームと比較的オーソドックスな具。
意外と美味しくできました。
今回は、食パンとともにいただきました。


【5月10日】

アンゴラとの国境沿いの町、Oshikangoへ。
Ondangwaから1時間もかからない感じ。
相場はN$20くらい(300円くらい)らしいけれど、行きはN$21、帰りはN$23だった。

Oshikangoは人がたくさん行き来している町で、活気があった。
ちょっとナミビアと雰囲気が異なるように思う。
活発というか雑多というか。

国境は物々しい雰囲気が若干漂いながらも、人々は何気にスルーしていた。
けっこうゆるいんだなぁという感じ。

表通りのちゃんとした道とは別に、人しか通れないような裏道もあり、そこも軽く警備されている。
近づくとかなり警戒してきた警備員さんも、日本人だということがわかると、若干やわらぐ。
すごいぞ日本人。どれだけ警戒されているんだ、中国人。

ということで、国境で写真を撮ってきた。
島国日本からすと、国境というものは珍しいのだ。


あとは、OshikangoにあるChina Villageの15で中華食材を購入してきた。
Oshikangoには、China City、China Village、China brabraと3つくらいある。
そのうちのVillageの15というお店がもっとも豊富。
乾燥しいたけ、くらげとか置いてあるし。


昼から帰路へ。
夜にモノポリーをするといううわさがあり、そこへお邪魔する。
前日の残りだという巨大餃子を晩飯にご馳走になり、モノポリーを堪能した。

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