散歩中に目に留まった人々をスケッチするのが日課です。そのスケッチをもとに描いたシリーズをTwitterに連続掲載しています。

Twitterでは画像だけあげているので、noteでは気になったポイントを添えて紹介していこうと思います。

📍day11　公園で遊ぶ親子

朝の公園にて。砂場の道具を持っているお母さんと子ども。朝8時台から砂遊び〜〜？？大変すぎる。「砂場行く！」と言い出したら聞かないんだよね……子どもさんの格好に比べてお母さんの服がやけに軽装だったのも「じゃあちょっとだけだよ」って短時間でも遊べば納得するかなと思ったんだろうね。公園に来るまでのやりとりを想像して「お疲れ様です…」と思ってしまった。

このへんから「顔」や「表情」を描くことになんとなく違和感を感じ始めている。

📍day12　座るおばあちゃん

買い物カートを片手に座るおばあちゃん。駅前の公園のベンチで休んでいるところを描いたもの。おばあちゃんの重ね着具合やかわいい帽子とか好き。座っている人を描くとき、若い人だとスマホ片手なことが多いんだけど、おばあちゃんはベンチに座って「ちゃんと休む」をしていてとてもよかった。

📍day13　パジャマでふざける息子

自宅にて。わたしの服を頭からかぶってふざける息子を描きました。「街角」じゃないけどたまには。

📍day14　ベンチで休む女性

調剤薬局にて。処方薬を待っている女性。体調が悪いのだろうか、たくさんの荷物を持ってベンチに身をまかせるように休んでいるところを描きました。お大事に…。（私も）

📍day15　なんでもない石

息子が拾ってきたきれいな石。写真をとるように毎日せがまれる。街中に宝物が落ちている世界に生きてて羨ましい。

📍day16　写真をとる女性

混雑した美術館にて。最近は撮影OKの展示が増えてますね。撮影可能な作品のまわりには自然に人が集まって、それぞれに構えたスマホカメラの中にそれぞれ作品が映っている様子が面白いなあと思って見ています。

📍day17　スマホカメラを構える女性

これも美術館にて。高低差のある館内で、作品を見上げる様子が面白いなと思って描きました。

📍day18　車椅子の女性

病院の待合室にて。防寒バッチリ、むくむくもこもこだった様子を描いたもの。義母の介護をしたことがあるので、風邪をひかせてはならぬとたくさん着せる気持ちがすごくわかる。

📍day19　改札を通る男性

駅の改札近くでスケッチしたもの。電車の時間が近くなると人が集まってきて、到着した電車からも人が出てきて改札から人があふれてそれぞれの目的地に向かっていく。そしてまた人がいなくなって……という当たり前の様子を見ているだけなのだけど、流れに乗らずそこに留まる自分がなんか面白いなって感じる。みんな生活してるんだな、って思う。

📍day20　書き込む女性

耳鼻科にて。問診用紙に書き込む女性を描いたもの。スケッチブックを持ち歩いていると「待つ時間」がまったく苦にならない。むしろラッキー✨と思ってしまうようになった。真横にいる人を描くときはかなり気を使う。悟られないように、目だけをできるだけ横に動かして見る。目玉がきつい。そこまでして…と自分でも思うけど横に並んだタイプの待合室だったので致し方ない。

絵についてまとめ

途中から「顔」を描くと違和感を覚えるようになったので思い切って描かない選択をしたのが自分の描きたいものにフィットしてよかった。顔を描くと「個人」になってしまいすぎる気がする。表情がないことで想像してもらう余白になってたらいいなと思う。このあたりから固有色（実際の色）にこだわらないようにしてるのと、もっとデフォルメできるな〜と思って描いてます。自分の絵が変わっていくの面白い。

気になったらTwitterの方も見てみてくださーい！

＃いもこの街角ポートレイト