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文章って真面目に書いたら結構恥ずかしい

昔、是枝裕和監督が、映画監督としては処女作の「幻の光」での、江角マキコさんのセックスシーンについて日芸の学生さんに質問されたとき(私は日芸の生徒じゃなかったけど、授業にもぐっていた)

「もうほんと、自分の性癖が全部出ていて恥ずかしい」と言ってて、それはそれは綺麗なシーンだったから「映像ってそんなに恥ずかしいものかな」って思ったけれど、

文章だって、真面目に書こうとすればするほど、たいがいいろいろモロバレで恥ずかしいなって、最近思いながら書いてる。 

 

  

映像の仕事を辞める前に、是枝さんに酔っ払ってからんだときに話したことが、映画館の大画面で谷啓さん(!)のセリフになっていた時、「ああ、こうやって言葉を昇華させるんだ」って感動しながら赤面したことあってね 

 

実は今回、その言葉は「女の運命は髪で変わる」にも登場させたんだれど、是枝さんの映画のセリフほどには、ドラマティックにならなかったんだよなー。 

  

最近、嬉しいこともそうだし、辛いことや悲しいことがあったとき、その気持ちのエッジを部分をできるだけ目をこらしてみようとしていて、それが、ぴたーっとした文章につながればいいなって思っている。


  

雨降って、きっと、地固まる 火曜日 

 

嵐のあと。


[今日のさとゆみ]

・原稿 6時間

・各所連絡 3時間

・ワイン 1杯

・お昼寝 30分

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