4/12のこと

4/12(金)晴れ!
今日は休み。8時過ぎに起き、朝ごはんを食べ、昨日録画しておいたアニメ「ダンジョン飯」を観る。
今回は大好きなコカトリス回。“学校はじまって以来の才女 マルシル”とかラストとか、本当に良い。「ありがとう」じゃないの!?と一瞬思ってしまうけど、“人を漬物石に使うな”はあまりにも正論過ぎる。やっぱりめちゃくちゃ面白かった。
その後、少し残っていた『カフカふかふか』を最後まで読み終える。

面白かった。カフカ作品、「ポセイドン」とか「雑種」とか「セイレーンたちの沈黙」とかなかなか変わった設定で読んでみたい。岩波文庫の『カフカ短編集』か『カフカ寓話集』、集英社文庫の『ポケットマスターピース01 カフカ』あたりから読んでみようと思う。集英社文庫のは多和田葉子さん訳も入っているらしいのでそれが最有力候補かな。

お昼前に家を出て書店へ。家を出る際、玄関で明かりを点けると月曜日以来見ていなかったアシダカグモが。びっくりして止まっていると、むこうも急に明かりが点いたから驚いたのだろう、両者で数秒見つめあう変な時間が発生する。アシダカグモの方が金縛りが解けるのが早く、そろりそろりと靴箱の裏側に隠れに動いたので見送る。少し見慣れてきたけれど、やっぱりびっくりしてしまう。
『三拍子の娘』みたいに何か名前を付けると親近感が湧いて良いのだろうか。あの作品ではフォルティッシモと名付けられていたけれど、なんて名付けようかな。

そんなことを考えつつ書店に着く。残念ながら『ポケットマスターピース01 カフカ』はなかったので浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』8巻と高橋則夫『刑の重さは何で決まるのか』、高原英理『不機嫌な姫とブルックナー団』にスタニスワフ・レム『火星からの来訪者 知られざるレム初期作品集』を購入する。
電車ではスタニスワフ・レム『捜査・浴槽で発見された手記』を読みはじめる。最近SFをめっきり読んでないな…と積ん読から手に取った作品。クセがあるのでレム初読みには向いてない、みたいなことをネットで見かけましたが今のところはそうでもなさそう。メタミステリで、やりとりがシニカルな笑いを誘ってくる。

スーパーに寄ってから家に帰り、お昼ご飯を済まし、掃除を済まして本を読んだりしてだらだら過ごす。『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』7巻を読み終える。
映画前章を観ていたこともあり「あれ、もしかしてここの展開変わってる…?」と思っていると後半怒涛の展開が。そういうことで合っているのだろうか。
『デデデデ』、群像劇の醍醐味というか、それぞれの思惑が複雑に絡まりあってストーリーが進行して面白い。表面上は仮初めの日常が続きながらも、その均衡がいつ破られるのかとハラハラしながら読みすすめてしまう。7巻ラストのSF展開、本当にどうなるんだろう?そしておんたん、魅力的が過ぎる。

その後は夕食を作って食べたり、金曜ロードショーではなくて録画しておいた「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」を観たりする。もはや言うまでもないですが劇場版のコナンはいつも破茶滅茶だな、と思う。それが好きなのですが。

今日はこのくらいで。明日は朝から仕事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?