ジュビロ磐田

IN
吉長真優(←成立学園高校)
清田奈央弥(←磐田U-18)
三木直土(←磐田U-18)
フアンフェルリン(←スペイン・レアルオビエド)
中野誠也(←岡山)(レンタルバック)
石田崚真(←山口)(レンタルバック)
伊藤洋輝(←名古屋)(レンタルバック)
杉本大地(←横浜FM)
舩木翔(←C大阪)(レンタル)
中川創(←柏←相模原)
小川航基(←水戸)(レンタルバック)
大武峻(←新潟)
大森晃太郎(←FC東京)
ルリーニャ(←キプロス・パフォス)

OUT
大南拓磨(→柏)
森下俊(→岩手)
太田吉彰(引退)
荒木大吾(→京都)
中山仁斗(→水戸)
アダイウトン(→FC東京)
田口泰士(→千葉)
秋山陽介(→名古屋)(レンタルバック)
新里亮(→G大阪)(レンタル)
大久保嘉人(→東京V)
カミンスキー(→ポーランド・ヴィスワプウォツク)
ファビオ
高橋祥平(→東京V)(レンタル)
森谷賢太郎(→愛媛)(レンタル)
川又堅碁(→千葉)

寸評
プレーオフの末に残留を決めた一昨季を経て挑んだ昨季。開幕から5戦勝ちなし、開幕10節で僅か2勝と序盤から低迷。2度に渡る監督交代も実らず2度目のJ2降格が決まった。
ただ終盤にかけてフベロ監督の戦術が浸透したのか、勝ち点を積み重ねる場面も見られた。今季はそのフベロ監督が続投。1年でのJ1復帰を目指す。
入退団では攻撃の要だったアダイウトンが移籍。長年チームを最後尾で支えていたカミンスキー、若手の成長株・大南や荒木、ベテランの田口、川又、大久保なども退団した。
新加入で楽しみなのは2人のFW。新外国人のルリーニャと水戸から復帰した小川航基だ。
年代別代表の経験もあるルリーニャはブラジル出身の29歳。韓国やUAEなどアジアでもプレー経験のあるアタッカーだ。
小川は昨季途中に水戸に期限付き移籍すると昇格争い中のチームでエースとして君臨。抜群の得点感覚とテクニックでゴールを量産すると、ポストプレーやフォアチェックも献身的にこなし一皮むけた印象だ。A代表デビュー戦でもいきなりハットトリックを決めるなど、新エース候補として一気に名乗りを上げた。
昨季は僅か29得点とリーグワースト2位に沈んだ得点力不足が最後まで足を引っ張った。新エース候補の爆発がチーム浮沈のカギを握る。
また、J1での実績豊富なサイドアタッカー・大森、昨季新潟で全試合に出場した大型CBの大武も楽しみな存在だ。期待の若手も多く、彼らの成長も求められる。
かつてJリーグを席巻した名門も近年は突き抜けた成績を残せていない。サックスブルー復活へ。まずは1年でのJ1復帰が至上命題だ。