ヴァンフォーレ甲府

IN
中村亮太郎(←中央大学)
中塩大貴(←立正大学)
入間川景太(←長野)(レンタルバック)
野澤英之(←FC東京←愛媛)
武田翔平(←岡山)(レンタル)
小泉勇人(←群馬)(レンタル→完全)
泉澤仁(←横浜FM)(レンタル)
ジュニオールバホス(←岐阜)(レンタルバック)
松田力(←福岡)
藤田優人(←鳥栖)
山田陸(←大宮←長野)(レンタル)
ラファエル(←ブラジル・フィゲイレンセ)

OUT
田中佑昌(→富山)
横谷繁(→愛媛)
ピーターウタカ(→京都)
武岡優斗(→山口)
松橋優(引退)
森晃太(→山口)
曽根田穣(→京都)
湯澤聖人(→福岡)
アラーノ
佐藤和弘(→大分)
小出悠太(→大分)
後藤京介(群馬→甲府→岩手)(レンタル)
岡大生(→富山)(レンタル)
佐藤洸一(→ヴィアティン三重)
エデルリマ
小椋祥平(引退)

寸評
降格2年目を迎えた昨季は新監督として伊藤彰が就任。継続性を持ったチーム戦術の下、開幕から11戦負けなしとスタートダッシュに成功。最後まで昇格争いに絡み続け5位フィニッシュもプレーオフで敗退し、またもJ1復帰を阻まれた。
正念場となる今季はオフシーズンにチームを支えてきたベテランが一斉に退団した。特に中盤を支えていた横谷と小椋の放出は非常に痛い。他にも守備ラインを支えていた小出とエデルリマ、シャドーで存在感を示していた曽根田と佐藤、チーム得点王のウタカとセンターラインがごっそり退団。チーム編成は大きく再編せざるを得なくなった。
まずは中盤の構成から考える必要があるが、このポジションでは楽しみな新加入選手が2人。野澤と山田だ。
野澤は昨季一昨季と期限付き移籍先の愛媛で中盤を締める役割を果たしていた。山田は昨季は長野で、一昨季は盛岡で中盤の要としてプレー。野澤は今年で26歳、山田は今年で22歳と伸び代も充分。若返りを図る新生甲府の象徴的な存在になるかもしれない。
新たな得点源として期待がかかるのは新加入のラファエル。かつて大宮でプレーした190cmの大型FWはJ1通算24得点と実績充分。新たな点取り屋としてファンサポーターからの熱い視線を浴びる存在だ。
また、最終ラインでは新井の復活と新加入の藤田、シャドーでは昨季怪我で苦しんだドゥドゥの復調と新加入の松田に期待したい。
チームが大きく生まれ変わろうとしている今季。伊藤監督を支えるヘッドコーチにはかつて大宮で共に闘った渋谷洋樹氏が加わり、佐久間GMも交えた元大宮トリオが勢揃いした。勝手知ったる盟友と共に4度目のJ1昇格を目指す。