いったい、なにがあるのか。

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KAAT神奈川芸術劇場×世田谷パブリックシアター「バリーターク」
2018/4/25(thu)
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3つだけまとめて言う。

戯曲がとにかくいい。
このセリフをこれに言わせるかとかそういうここ最近の、お花畑深読みとかそういうことじゃなくて、演劇作品としての戯曲の質がいい。ことばのチョイスとか、流れとか、小宮山さんの翻訳が合ってるのかな。
この話面白いね、好きとかはあったけど、戯曲が良いって言うのはわたし的にあまり無いことで、この感情を持っていることに感動した。

草彅剛の体幹、松尾諭の空気、小林勝也の佇まい。
言うこと無いです。(言うんじゃなかったのか)

舞台はテレビではなく、お客さんも作品です。
お客様の舞台は茶の間じゃない。お客様の舞台は客席です。

観劇リテラシーについて頭を抱える冒頭10分。

早々に地図運を使ってしまった気がするなあ。

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