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金銭事情と復職の意気込み

 今の私のことをなるべく簡単に話します。主に金銭事情についてになりますが、これを最初に話すのは作品の一部を有料にし、募金を促したいからです。
 まず、前の記事で「私の懐事情にゆとりがあったことが一度もない」と表現したことです。前提として、私は精神障がい者手帳を交付され、障がい者雇用枠で雇用契約をして働いています。
 ただ、障がい者年金や、生活保護といった支援は受けていません。障がい者年金に関しては、申請したことがありますが、病状が軽いと判断されたようで年金受給申請が通りませんでした。
 結果として、私は成人しているにもかかわらず金銭的に自立したことがありません。卒業前に病気に罹り、正社員としての就職はできませんでした。
 それでも当時の私は強く「働かなくてはいけない」と思い込んでいたので、卒業前に短時間のアルバイトをはじめました。療養期間を設けるという発想すらないくらい、私は精神的に追い込まれたままでした。
 今回は簡潔に話しますが、それから私は短時間労働のアルバイトやパートをしては、病状の悪化によって働けなくなっては辞めて、を何度も繰り返しました。
 働いている期間、療養期間、就活期間、を繰り返している間にも生活費はかかるので、貯蓄があったことはほとんどありません。
 幾度もの転職の中で、私は一人暮らしを経験し、今はルームシェアで暮らしています。満足に仕事もできない、貯蓄もない私が実家を出て生活するという体験ができたのは親からの金銭的援助があったからにほかなりません。
 この支援は今も続いています。私は病気になって約9年経っても、自分で稼いで暮らすことが出来ず、かといって実家には戻れない理由があって、親に支援してもらっている状態です。

 そして、今の職場で初の休職期間を経て、徐々に復帰するところです。休職期間中、私はほとんど何もしていませんでした。その理由の大半は、胃を痛めていたことのせいでしたが、一か月以上何もできないでいたのはとてもつらかったです。
 胃痛の原因は大まかに言うと職場環境にあり、既に上司と話し合っていて改善が難しそうであることがわかっているので、余計にストレスになってしまっていたんだと思います。幸いにも胃カメラの結果、胃痛がストレスからなる胃炎であったことがわかったので、原因が分かってからはだいぶ心が楽でした。
 ただ、楽しく過ごせるわけではなく、次には働けないことで懐事情が苦しくなっていることに焦り、復職を急ぐことしか考えられませんでした。
 ここで復職を急いだことが良かったかどうかはまだわかりませんが、しばらくして「あの時急いで復職しておいてよかった」と思えるように頑張りたいです。
 復職は日数を減らして、慣らし期間を設けながら行っていくので、仕事のある生活と、記事を書く生活にも慣れていきたいです。
 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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