ー　自信と情熱　―
Kao-Noppakao Dechaphatthanakun

By Pisuthinee Mensfolio

　ハンサムな神の愛し子の青年は“神が与えたもうた顔立ち” を持ち、“進歩”のシンボルともなる名を付けられた。

Kao-Noppakao Dechaphatthanakun、彼の成功の第一歩は“Until We Meet Again”に始まり“Lovely Writer”で完全なる誕生を遂げました。2024年に至り、彼はまもなく公開される大型ドラマ“神(ブラフマー)の愛し子”にて本格派俳優となります。

一体何が彼を成功へと駆り立てているのでしょうか？新時代の始まりに、彼に聞いてみることにしましょう。

　　撮影終了後、Kaoさんはどこから見ても完璧にイケメンなお顔で、座って話をしてくれました。近況としては、現在は来たる年のショーの準備をしていて、特に歌に力を入れています。

「僕は歌を聴くのが好きなのですが、ほとんどのイベントで歌うことになるので、僕に合うジャンルの曲を探して歌うために、たくさんの曲を聴きたいんです 」

　そしてもう一つ、彼が年末に毎回立て直すのが「新年の抱負」です。毎度のように聞かれるにも関わらず、彼はかえって自分の目標を立て直すのが好きなのだと言います。

「昨年の目標は、ファンの皆にギターを披露することでした。それはもう達成できたのですが、もうひとつの目標がダイビングを習いに行くことで、まだやれていません。予定が一度も合わないんですよ。

…今年は、何か新しいことをしたいと考えています。新しい役割に挑戦したり、機会があれば歌などで僕が見せたい新しい何かを披露したいです。ファンを驚かせたいですね」

　この一年を振り返ってみると、彼は自らをさらにレベルアップさせることに多くを割いてきました。

「自らの責任を果たすこと、つまり新しいパフォーマンスを磨き、自分の心に打ち勝つ鍛錬をする。これが僕の成し遂げた全てだと思います」 　

自分の心に打ち勝つのは容易くありません。そっと励ましを送ると、彼は頷き返してくれました。

「はい、難しいです。僕自身、俳優になるとは思ってもいませんでした。機会を得て新しいことに挑戦して、感情面でどんなものに触れることになっても、さまざまな手段で自分に打ち勝たなければならなくなりました。新しく自分への挑戦となる役割を受けると、パフォーマンスの準備中も楽しいですよ。何か新しい宿題をやってみる、そうするとさらに自分が生きていると実感できるんです」

　しかしそういった観点から、成功の意味を深く掘り下げてみれば、このハンサムな青年の答えはシンプルでありながら機知に富み、とても誠実であった。

「僕にとっての成功とは、自分の成し遂げた事で幸せを得られることだと思います。成功するまでの道程で、友情や共に働く仲間などさまざまなものに触れて、それが成し遂げた事の中で幸せにつながっていく。僕にとっては、これこそが成功だと思えるのです。拍手喝采や頂く賞、それらはオマケだと考えています」

　シャイなアスリートの青年から、100万のフォロワーと熱狂的な応援を続けるファンクラブを持つ旬のスター俳優へ。それが彼の経験した成功の瞬間でした。そして彼は自分を信じることによって、設定した目標に突き進み、もうワンランク自分を向上させようとしています。

「以前の僕は自分に自信を持てないでいました。ですがそれには慣れが必要だったのです。何故なら自分に自信を持てば持つほど、成功へと近づけるのですから。その信頼が共に働く仲間に対するものであれ、いろいろな友情、さまざまな制作チームに対するものであれ、仕事をする時に成功へと導いてくれるのは、同じようにそれらへの信頼なのだと思います」

たとえすべて思い通りに行かず落胆したとしても、彼は失望にうまく対処するでしょう。 何故なら彼は“すぐ先に進む”人なのですから、と言っておきましょうか。

「僕はシンプルで単純なタイプなので、僕が対処できる事であれば、問題を解決して処理することが可能ですし、先に進んで行けます。僕達は問題を的確に解決して先に進むことで、失敗に足を取られずにすみます。そうすればさらに先に進みやすくなると思うんですよ」

　失望をいとも軽々と乗り越えたなら、次は彼が心に定めた今年最大の目標に向かいましょう。

「今年は、両親に土地や不動産を買ったことかな。母が家の土地を増やしたいと言ったので、稼いだお金を家の増築に使いました。僕はこれだけで幸せだと思うんです。僕にとっては、ほんの小さな成功ですね。

…ですが自分自身について大きな視野での目標を立てるなら、映画に出演したいです。まだ機会に恵まれていませんから。演じたい脚本は、おそらく望むよりむしろ頂くチャンス次第です。ともかく連絡を取ってオファーしてくれる映画主催者の方、監督がいらっしゃれば光栄です」

元記事はコチラより↓

※タイ→日訳となっています。
素人が趣味で訳していますから、誤訳はある程度お許しください。
ご両親に土地を購入する話は、過去形ではなく今年これから購入するのかもしれません。