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Punk of meー私の音楽遍歴 8

私には毎週日曜日の起きぬけにヴェルヴェット・アンダーグラウンドの
「サンデーモーニング」を聴くという習慣がある。まぁ、忘れてしまうときもよくあるんですけど、今朝は聴きました。

この曲、好きすぎて自分が死ぬときにかかっててほしいくらいなんですよ。
この間、カスケーズの「悲しき雨音」が好きだと言ったけれど、この曲も同じくチェレスタの音がたまらん。歌詞も素晴らしいしもう、たまらん。
いいものに触れてその話をしたりするときはこんな風に「たまらんな」としか語彙が無くなる。美味しいもの食べてる時に無言になるのと同じ。

これはヴェルヴェット・アンダーグラウンドの代表曲の一つだと思うが、ルー・リードが日曜の朝に亡くなったことを思うと余計に沁みるってもんです。
この曲は今日みたいな冬の寒い朝、午前4時半くらいが似合うと勝手に思っている。

ここ最近、国内外のロックの大物の訃報が続いている。個人的にはテレヴィジョンのトム・ヴァ―レインの死は特に哀しかった。私はやはりNYパンクやアートロックが好きなんだよね、まぁ、かなり浅いからいい加減なこと言えないけど。

ヘッダー画像、説明ぬきじゃなんだか分からんと思うけど、94年に高校生だった頃ニューヨークに行ったら、トランプタワーの周りに野次馬が集まって大騒ぎになってたから何事かと思ったら、マイケルジャクソンと当時の奥様のリサ・プレスリーが出てきたんだよ。彼らはここに住んでたからね。リサもつい先日亡くなってしまったね。しかし当時はこの物件の持ち主がまさか大統領になるなんて思ってもいなかったわ。

現役で活躍してる才能のある好きなアーティストが亡くなる度、私は自分の寿命の少しでもあげたかったなって思ってしまうのだが、私の10年やそこらなんて彼らの一小節にも、ひと刷毛のカドミウムイエローにも値しないんだろうなってさ(このたとえは自分で気に入っていて、度々使っている)。