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夏休みの宿題特集 〜ファミえん感想文書き方講座〜

エビ中にハマっている。

ファミえんが忘れられない。
来年まであの時間には戻れないのか...

もしかしたら今まで見てきたライブの中で1番楽しかったと言っても過言では無いかもしれない。
楽しかったなぁぁぁ....

この状態は血肉を求めて歩き回るゾンビである。
口から『ファミエン...ファミエン...』と漏らし、黄色とハニーオレンジを求め街を練り歩く。そんな状態だ。
だから私はこうして、留まることの無い感情をnoteにぶつけているのである。

Twitterでは『noteかける人すごい』と言ってくれる方が多い。

それは、私では無い誰かに当てた言葉かもしれないが、いいものは勝手に私に向けられた言葉として受け取っておく。ほら、『意見は人それぞれだからさ』ってやつ。それを都合よく使っていくのがSNSを使いこなす上手な手段だ。

私は別に苦労してnoteを書いている訳では無い。(他の方はめちゃくちゃ細かいところまで気にしながら書いていると思う。その方たちは本当にすごい。)
そして案外、『note書きたいけどかける気がしない』という声もよく見る。

私がnoteを書く時、無意識下で文章の形式とかルールがあって、それに従って言葉をはめているだけな気がする。つまりそのルールだけ理解すれば誰でもかける。

あとは、視点とか感性とか目に見えない部分のどこに価値を置くかで中身が決まってくる。ここがいちばん難しくて、いちばん楽しいところ。
だから、その証拠に

『小林歌穂さんの手が泣ける。』

『まっすぐの『手を繋いでいよう ギュッてね』の歌詞が『っとね』じゃなくて『ってね』なのが小林歌穂さん』

と怪文を世に放つことになっているのだ。

しかし真面目な話、上手いとか下手とか、たくさんの人に読んで貰えたとか読んでもらえなかったとか、書くのが簡単だったとか難しかったとか、そういうの関係なく、noteを残しておくことによって、その時のライブの感想を色濃く残しておけるのは、個人的な資産になると思う。

だってさ。
古くから推してる方たちは、OPの過去のファミえん映像をちゃんとライブで見てるわけでしょ?
それは逆立ちしても私は現地で見れてないわけで、マジで羨ましい事だ。

そして、新規さんは新規さんで我々が忘れていた魅力をダイレクトに受け取れることが出来るので、そういう文章も私には書けない。

人には人の乳酸菌みたいな感じで、一人一人のファミえんがあった訳で、あなたにとってなんでもない見方が、人によっては違う視点で、新しい発見があったりして、私は余すことなくそれを見たいんですよ。

見たいんですよ!!!(圧)

そもそも、文章に苦手意識を持ってる人って、読書感想文に苦労した人だと思う。

『感動した。』『こういうことを学んだ。』『こうやって生きていこうと思った。』大人に求められた子供像に当てはめた読書感想文。
本1冊読んだくらいで価値観なんか変わんねえよ!
読書感想文は大人の理想を想像して、都合のいい子供像を演じるエピソードトークが書けるかどうかが鍵になる分野である。
だから、なんにも考えないで書いていてそこそこ評価を貰った記憶がある。非常に嫌なガキだ。

そして、社会に出てからは読書感想文の知識とか一切役に立たないビジネス文書の世界。
こういうこと教えてくれよ義務教育...

しかし、我々が書くのは誰かが評価してマルバツを付ける読書感想文では無い。
何を書いても誰かに何かを評価してもらえる、ライブ感想文だ。

下げよ!ハードルを!
揚げろ!エビフライを!

というわけで今回は、

夏の宿題特集!
ファミえん感想文の書き方講座

でお送りしたいと思います。

さて、書くって言っても題材がないとかけるものも書けない。

一言で『ファミえんのこと書きます!』ってなってもざっくりしすぎている。
だから、一番最初に、最初で最後の発想の切り替えをする。

小林歌穂さんがめっちゃ好きだからライブ中に脳天ぶち抜かれた場面を書こう。

ファミえんの移動も楽しかったから旅行記にしよう。

ムカつく上司に大目玉ぶち込んでやりたいから、エピソード付けてnoteの中だけでもぶち込んでやろう。

ライブとかよくわかんないけど、うーたん村が美味かったからグルメ紀行を書こう。

もう、全部正解で最高の題材。
(ちなみに私は、2日間見たので山中湖の環境と、1日目後列、2日目最前で見たのでその辺の違いを書こうと思ったよ。)

ここで、きっちり決めきらないのも手だ。

書いてると書きたいことって増えていくのでバランスを見ながら増やしたり、要素を足していくといい。
とっちらからない程度に。(私は直ぐにとっちらかる。)

それが決まればnoteがかけたも同然である。

テーマ決める

書く

ファミエン....ファミエン...

の『テーマ決めが終わった』
あとはもう書くだけ。

『いや、その書くのがムズいんだわ!クソが!』
だと思うんですけど、今あなたの手元には『テーマ』があって結末は決まっている訳である。

その結末に向けて逆算していけば良い。

『ファミえん楽しかった』

何が楽しかった?

その曲が好きだった?

なんでその曲が好きだった?

みたいに下から辿れば、1曲を軸にしてファミえんに収束する楽曲レビューができるわけだし

えまゆな加入時からの成長

ココユノノカエモい

メンバーがイキイキしてた

『ファミえんが楽しかった』

と同じテーマから、ファミえん題材のメンバー考察に入ることも出来る。

『上司に大目玉ぶち込みたい』

脅迫は犯罪

そういえば奥様お元気ですか?

昨日新入社員の佐藤さんとラブホ街に消えていきましたね?

てめえの指示ミスだろうがよ!

理不尽説教食らった

こういう狂った入りの文章大好き...!!

あとはここに肉付けしていけばいい。

肉付けのポイントはエビ中の歴史と紐付けでもいいし、自らのエピソードトークでいい。
『エピソードってそんな都合のいいエピソードねえわよ』と思われても案外ある。

小林歌穂さんが4年ぶりのファミえんだったが、自分が4年前に何をしていたかとかでもいいし、初めて行ったファミえんをえまゆなと同じ気持ちで見ていたとか、何かしらの小さなきっかけを見つけてあげてもいい。

逆に考えた結果、やっぱり肉付けできない人は2ちゃんのスレッドタイトルみたいに箇条書きにしても良い。
むしろ短い言葉で語れる人は日本語が上手な人だと思う。

更にイラストが書ける人は絵日記でもいいし、写真を沢山撮った人は写真を並べてもいい。
私はイラストが本当に下手くそなので、画像4枚にまとめたTwitter仕様のレポなんかは書けないが、かける人はどんどん書いて欲しい。なぜなら私が楽しいから。

要は、自分の得意分野に持ち込んだもの勝ちである。そして、その得意分野の独壇場に持ち込めればそこそこのボリュームになってるはずだ。

私は個人的に2000~3000字がサクッと読めてちょうどいいと思ってるのだが、文字数制限は無い。
ロッキンの20000字インタビューくらい書いてもいい。

noteはとにかく自由である。
だから、ちゃんとした文章を書こうって言う意識そのものを下げてあげれば、あとは飲み会のベロンベロン一人語り半泣きトークを文字に起こせばいい。

そして、そのとっちらかった感情を、『つまりこういうこと!』と締めれば、ライブレポのいっちょうあがりである。

ほら、書ける気がしてきたでしょ?

『私とエビ中』を通して、やっぱりファミリーの数だけエビ中に対する思いがあって、その一つ一つが被ることなく全部価値のあるもので、もしあなたがそれを形にしたいと思うなら、私はお手伝いがしたいと思った。

だから、noteの書き方とか拙かったり、分かりにくいところがあると思うのだけど今回形にした。

ものづくりで1番難しいのは、考えることじゃなくて形にすること。
小説でもなんでも、100のアイディアより1の完成品の方が価値がある。

腐らせていい感想なんてこの世には無いと思うので、どうか『書きたいけど無理だな』と思っている方がいたら、頑張って1本書き上げて欲しい。

365本noteが上がれば、来年のファミえんまでずっと楽しいからね!

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