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東京ゆらんミニ〜弁天湯(杉並区)編〜

ササウナ視点

時系列的に言うと、今回のゆらんミニの「3つのベンテンユ」のうち最後に訪問した。こちらはサウナと水風呂とかは無いのだが、複数あるジェット風呂と電気風呂が特色である。

交互に楽しんで、背中の凝りが改善した気がする。

そしてジェットバスである。ジェット一つをとっても、こんなにバリエーションが出せるものなんだなと素直に感心してしまった。

ジェット、ジェットねぇ。

今回は真面目な銭湯のレビューはサシミンクさんにブン投げるとして、私の方は全力で脱線して私の大好きなカンフースター「ジェット・リーのおすすめ映画3選」をご紹介する。

「は?」「ジェット・リーって誰?」という方が99パーだと思うが、説明はしない。wikiは貼っとく。

ザ・ワン(2001年)

リーサルウェポン4で一躍スターダムに登り、「ロミオ・マスト・ダイ」や「キス・オブ・ザドラゴン」の主演作を立て続けにヒットさせてきたジェットは、このタイミングでマトリックスの新作のオファーがあったらしいが、それを蹴ってこの「ザ・ワン」に出演したと言われている。言われてるというかこのDVD持ってるんだが、コメンタリーだかメイキングだかでそんなことを言ってたのできっと本当にそうなんだと思う。

内容はどうかというと、125ある宇宙にそれぞれジェット・リーが、つまり125人のジェット・リーが存在し、それら多次元宇宙、マルチバースにいるジェット・リー達が最強のジェット・リーを決めるためにバトルロイヤルをする。もちろん、1人125役である。そんな「ジェット・リーみ」の濃度が特濃、濃縮還元果汁12500%の映画が「ザ・ワン」である。私のようなジェットマニアは垂涎しっぱなしの映画だ。

ダニー・ザ・ドッグ(2005年)

幼少期から首輪をされて、「犬」として育てられ、そしてジェットが演るからには超絶戦闘力があるわけだが、それを首輪というスイッチで封じられているという秀逸な設定の映画である。
キス・オブ・ザ・ドラゴンといい、ジェットは謎にフランス映画でがちなのだがこれもフランスで、全体的にめちゃくちゃおしゃれな雰囲気がある。

これの何が良いかというと、「ジェットの犬の演技」が、もう右に出るものは居ないだろうなというくらい犬だし、ストーリーも感動する。誰しもときどき、週に2回くらいは「ジェットの犬顔、見たいなぁ」ということがあると思うが、そういうときに最適な映画である。

あと、絶対に要らなかっただろ、というタイミングでお色気シーンがあるのもたまらない。

カンフー・カルト・マスター(1993年)

物々しいジャケットで本格カンフー映画感があるがそんなことはなく、「純潔を守ると超パワーが宿る」という設定で、若きジェット・リー(ハリウッド進出前なので、芸名もリー・リンチェイである)がバキバキ童貞役で主演を張る怪作である。終始、ヤンマガのお色気漫画みたいなノリで最高であるし、カンフー映画マニアとしても「もうええてー!」と悲鳴が出るほどカンフーも出てくる。

壮大な伏線を残して次作に続く感を醸しておきながら、人気が無かったのだろうか全然続きが無いところとかも含めて全部が最高の映画である。

こんなに脱線、できるもんなんですね。

サシミンク編

この日も別々に訪問することになった。そして、今回も雨がつよ〜い日。嫌になっちゃいますねぇ。

何はともあれ、高円寺方面に出なければならない。ここ最近高円寺周辺に出ることが多いなぁ。なんでやろなぁ(すっとぼけ)。

入ると広めの休憩スペースが広がっている。個人的には横に広がっているソファがなんか好き。ドラマのロケ地になったこともあるとのことで、全体的にホッとする雰囲気が漂っている。

脱衣場もそこそこ広い。雨が強かったからか比較的空いており、広々使えるのはありがたい。

浴室はモダン風でお洒落。

押されているのはジェットバスと電気風呂。個人的に電気風呂が得意ではないのでひたすらにジェットバスを楽しむ。

色々なジェットバスを味わったが、こう身体が前に押し出されるほどの威力?のあるジェットバスは腰や背中によく効く一方で、しっかりと身体を支えないとその力強さを味わえない。

リラックスと力の入れ具合のバランスが難しいのかもしれないな、なんて思ったが実際ジェットバスを堪能している間はそんな難しいことを考えることはないと思った。

それはそうとササウナさんはジェットバスからジェット繋がりでジェット・リーについて語っていましたね。俺も語りてぇなぁ。

とりあえず自分の初めてのジェット・リー体験について書いてみようと思う。

初めて映画館で見たのはハムナプトラ3のハン皇帝役でのジェット・リーだった。あまりセリフが多かった印象はないが、CGも相まって強敵であることは一目瞭然だった。変身もするため、ジェット・リーの良さ全てが出ているわけではないが、とても面白い映画である。(ブレンダン・フレイザー主演の新作ハムナプトラが見たいものだ)

リーサル・ウェポン4の殺し屋としてのジェット・リーも、定番だが外せないだろう。おそらくメル・ギブソン版リーサル・ウェポンの中で1番暗い雰囲気が漂う作品だと勝手に思っているのだが、それはジェット・リーのただならぬ強者感と殺意からくるものなのではないだろうか。

序盤から静かな殺し屋として雰囲気が漂っているため、過去作の敵とは違うことがハッキリとわかる。ジェット・リーの『凄み』をハッキリ感じ取れるのはこの作品が1番じゃないだろうか。

最後の最後まで、リッグスとマーフィーをギリギリまで追い詰められる敵は、ジェット・リーでなければ考えられないと確信している。

エクスペンダブルズの明るいジェット・リーも好きだ。鋭いアクションに明るい雰囲気、ユーモアを交えた笑顔。それが彼の魅力のひとつと言っても過言じゃないだろう。

最近は持病もあって映画に出ることはほとんど無くなってしまった。今度エクスペンダブルズの新作をやる時には出てくれるのか気になるところだ。できることなら笑顔の素敵なジェット・リーが見たいものだ。

2人して脱線するのも良いじゃない。

弁天湯(杉並区)メモ

  • ジェットバスが体によく効く。

  • 浴槽のモダン感が良い感じ。

  • ロビーの休憩スペースが広め、ソファが良い感じ。

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