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庭の侵略的植物のSDGs

あなたが何気なく園芸店で買って植えている植物が侵略的な植物になるかもしれないリスクがあります。

外来種で固有種を駆逐して侵略的に成長する植物は「特定外来生物」として指定されています。しかし、全ての侵略的な植物が指定されている訳ではありません。

また、バジルやローズマリー等のハーブ類も元々は雑草的な植物であり非常に生命力と繁殖力が強く、知らない間に近隣の家の庭にも繁茂することがあります。

ハーブを育てている家では、これらの植物の生育は目的通りですが、知らない間に繁茂してしまった側の家では望まれない侵略的な植物となります。

これらの隠れた侵略的な植物は、販売文句としては「強い植物」「育成に手間がかからない」「簡単に種子が取れる」等と書かれています。

元々の生態系を構成する土着の鳥や虫達は、この新しい植物の葉や種子などを消費する習性がありません。

そのため、侵略的な植物により数が減ってしまった在来の植物に鳥や虫の消費が集中して、さらに数が減ってしまうという負のスパイラルが発生します。

皆さんもガーデニングの際には、自身の庭だけでは無く近隣のお家で育成されている植物にも意識を向けてみてください。StaySDGs!!
#sdgs  #ガーデニング #ハーブ

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