見出し画像

中小企業向け脱炭素ガイドライン

(これから脱炭素に取り組もうとする市内中小企業の皆様に「脱炭素の取組とは 何か」を例示し、脱炭素経営に向けた“第一歩”を踏み出すきっかけを提供するものです。)
※ガイドラインのはじめにより

横浜市が↑の目的で中小企業向けの脱炭素ガイドラインを作成し公開しました。

内容としては、3部構成となっており
第1部 業種共通の取組、第2部 業種別の取組、第3部 事例紹介となっています。

第1部では、業種に関わらず取り組める主にオフィスについて、電気やガスの請求書から自社のCo2排出量を算出し、電気やガスの省エネ対策を行うことガイドしています。

第2部では、業種別の省エネ対策についてガイドしています。卸・小売の場合は冷蔵や冷凍のショーケースに関する取組や、運輸業の場合は車両を適正に整備したり、エコドライブの方法を研修したりの燃費向上の取組などです。

第3部では横浜市内の中小企業が行なっている脱炭素の取組事例として、環境調査及びコンサルティングの会社の取組(この会社さんは業務内容的に、脱炭素に率先して取り組むことがビジネスに直結してそうですね。)、食用油脂や化粧品などの会社の取組(この会社さんも、エシカルな製品をコンセプトにされている様なので脱炭素への取組がダイレクトに会社の強みになりますね。)等が紹介されています。

ガイドラインのボリュームも表紙や目次を除いて15ページと手頃ですし、内容も身近なテーマが多く分かりやすいと思います。

全国の自治体に先駆けて、横浜市がこのガイドラインを作成しました。

自治体は他の自治体の良い取り組みは先進事例として取り入れる傾向がありますが、共用せずに独自作成することも多いです。

脱炭素のガイドラインについては、横浜市の物を
ベースとして共用し必要に応じて加筆や改版をしていって欲しいですね。

それが自治体職員の業務省力化になりますし、SDGsの理念に合うんじゃないかなと思います。
StaySDGs!!
#sdgs  #脱炭素 #ガイドライン 

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?