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SDGs消費に関するオンライン調査結果

NTTコムオンライン社と立教大学の消費研究室が共同でSDGsを意識した消費活動についてオンライン調査を行った結果が公表されています。

調査は男女半々で、18歳から65歳以上までを6つの年齢区分に分け、それぞれの年齢区分が180名前後の人々に対して行われました。

SDGsに対して82.5%の人が「内容を理解している」と回答しました。これは恐らく「WEB調査なので高齢の回答者が少ない」ことや、「WEBでの情報収集を日常的に行なっている」であろう母集団なので電話や郵送等による調査に比べて高い数値が出ていると思われます。

SDGsに対して49.2%の人が「好感を持っている」と回答しました。好感を持っている人の性別毎の割合は、男性が43.1%で女性が55.3%で女性の方が12.2%高い結果になりました。

全体として認知度が高いにも関わらず、好感度が50%を切っているのは意外でした。また女性の方が好感を持っている割合が多いことについては、SDGsは環境保護やナチュラル指向など従来から女性に好まれる傾向のあるターゲットが多いので順当な結果だと思います。

リリースで公開された内容には、好感を持っているかどうかの調査の年齢区分毎の結果が公表されていませんでした。恐らく、年齢が若い区分になればなるほど男女共に好感を持っている人の割合が高かったのではないかと思います。

実際にSDGsを意識した消費(エシカル消費)について、27.8%の人が「経験がある」(とてもorややそう思う)と回答しました。また、この質問に対しても男女差は10%以上女性が高い結果となっています。

具体的に消費した品目としては「食料品(65.8%)」「日用品等(58.3%)」「衣料品(41.4%)」「電力(34.2%)」となっています。

SDGsを意識して消費したことがある人の割合としては、妥当な数字かなと思いました。無意識にSDGsに貢献する消費をしている人を加えると、割合はもっと増えると思われます。

ここで、面白いのはSDGsを意識した消費を経験している人の割合が、年齢区分35-44歳、65歳以上で多い結果になったと発表されています。

好感に関する私の推測と矛盾する結果となっていますが、それぞれ全体平均より2.7%と3.6%多いだけなのと、間の年齢区分が飛んでいることから誤差の範囲だと思われます。

他にも幾つか調査結果が公表されていますので、興味のある方は見NTTコムオンライン社のリリースを見てみてください。StaySDGs!!
#sdgs  #意識調査 #オンライン 

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