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コロナの亜種は全て原種より弱毒化?

イギリスの研究発表によると、「今まで発見されたコロナウィルスの亜種は全て原種(オリジナル)のコロナウィルスより毒性が低い」そうです。

亜種はいずれも「感染性が高いが、危険性は高くない」もので、症状の悪化や死亡率の増加、または患者が長い期間有症状になる傾向は見られませんでした。

ロンドンのUCLロンドン病院とノースミドルセックス大学病院に入院した、コロナ患者を対象とした全DNA解析研究が行われました。

研究者らは、198人の患者の重症度を原種と亜種で比較し、またウイルス量(感染者の血液中のウイルス量)についても比較しました。

合計で、原種に罹患して入院した患者の36パーセントと亜種に罹患して入院した患者の38%が重症化したり死亡したりしました。

しかし、結果的に亜種と重症度の間に関連性は見られませんでした。

コロナウィルスも他のウィルスのライフサイクルと同じ様に、感染力を高めつつ弱毒化しています。そして、最後には常在ウィルスとなって人と共存します。

この研究の舞台となったイギリスを含めて、世界中でワクチンの接種が進んでいるために、ワクチンの効果を排除した原種と亜種の比較はできていません。

逆にいうと、「ワクチンの接種は前提」とした研究が世界中で行われている(それしかできない)」ため、ワクチンを打って無い人には研究の成果はフィードバックされません。

反ワクチン派の友人(40代男性で基礎疾患無し)が4月にオミクロン株に罹患して重症化し1週間入院しました。

「新型コロナに関してはワクチンは打っていて当然」と言う社会に既になっているので、やむを得ない理由がある方以外は接種をおすすめします。StaySDGs!!
#sdgs  #イギリス #コロナ #ワクチン #staysdgs 

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