見出し画像

星に願いを。

なんて、それっぽいタイトルをつけてみた。

新年早々、何言ってるんだなんて思われるかもしれないが、この映画を見たら願いの力を信じずにはいられなくなってしまったのだ。

映画「ウィッシュ」

これから壮大なネタバレを書いていこうと思うので、初見の感情を大切にしたい方がもし見ていたら、早急にブラウザバックすることをおすすめする。



いい?


ほんとに大丈夫?


(これやってみたかった)



特別映像

まず、この映画を見始めてすぐ、隣に座る妹にちょけたくてしょうがなくなってしまったのがこの特別映像である。
キャラクターたちが一堂に会して写真を撮ろう!というもの。
年代も作品も違うキャラクターたちが、それぞれ話したり、ふざけたり、助けたりしながらディズニー・アニメーション建物の外に集まる。
ミッキーがウォルト・ディズニーの肖像写真を見つめて、「ショーを続けよう」とつぶやいたシーンで既に涙がちょちょぎれた。
グーフィーのやらかしっぷりは流石だったけど、直後にバラバラになり始めたキャラたちが音楽で一つになっていく感じが、見ててすごく心が温かくなったし、目に見えない、言葉にならないけど確実にそこにあるものを信じてもいいんだって、背中を押された気がした。
やってくれるじゃない!

本編

本編はこれまた希望に満ちていて、素敵な内容だった。
まさか悪役が福山だなんて最初は信じられなかったけど、歌声が完全に福山。主題歌以外は完全にネタバレ無しで見に行ったけど、びっくりだった。でもめっちゃ歌うまだし、イケボだしで最高だった。(キャスティングに感謝!)

人の願いについて。
割と序盤で、「人々が悲しまないように願いを保管しておくんだ」なんてセリフに、はて?と気づけたのは、私の感覚が少し成長したからかしら。
願いっていうのは、叶えることももちろん大事なんだけど、願いそれ自体に力があるんだってこと。
願うから、その過程で想いを同じくする人に出会ったり、自分のことをより深く知れたり、人生を豊かにするエンジンになったりする。
もちろん願いを叶えたいと頑張る過程で、挫折したり悲しい気持ちになったりもするんだけど、それがあるからこそ、その人の人生に彩りが生まれて、誰もが主人公(スター)になれる。
そんなメッセージが込められてるんじゃないかって、思ったり思わなかったり。

100周年記念としての「ウィッシュ」


ウォルト・ディズニーがミッキーを描いた瞬間から今日までの100年間で、たくさんの人々を笑顔にしてきたように、願いには世界を変えてしまうほどの力があるんだって事なんじゃないかなと、ぼんやり思いながらエンドロールを眺めてた。

新年ということで

2024年の私は、私たちはどんな願いを抱くんだろう。
その願いを追いかける過程でどんな出会いがあるんだろう。
そんなことに思いを馳せた1月1日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?