フィレンツェでお土産の買い出しと食事を同時に楽しめる中央市場、「メルカートチェントラーレ」。
フィレンツェSMN駅にもドゥーモからも近い場所に位置しており、観光の途中で立ち寄るのに便利です。

1階は市場で、野菜、ナッツ、チーズ、オリーブオイル、ワインやお菓子などの食材が。お肉やお魚、野菜の買い出しに来ている現地のイタリア人マンマたちがたくさん。

観光客向けのお土産店も多くあり、チーズやハム、ドライポルチーニ、ドライトマトなどは、真空パックもしてくれるので日本に持って帰る方には嬉しいサービス。お土産に喜ばれるビスコッティなどの焼き菓子やチョコも買うことができます。

そして楽しいのは、試食！！
バルサミコ酢のお店に立ち寄った時は、陽気な店員のおじさんが10種類以上も味見させてくれました。長年熟成されたものや、フルーツの風味がするものなど、それぞれ個性があっておもしろい。何十年も熟成されているものは、とろりとした舌触りでまろやかな甘みが。バルサミコ酢って酸味を味わうだけじゃないんだと新たな発見。バケットに塗るペーストもたくさん試食させてくれました。小さいボトルのオリーブオイルも種類が多くあって、お土産にも便利。試食した中から気に入ったバルサミコ酢、トリュフ入りアーティチョークペースト、トリュフ入りオリーブオイルを購入してみました。

ナッツやドライフルーツの量り売りのお店も。種類がたくさんあり選ぶのが大変！例えば、マンゴーは品種もいくつかあって、砂糖ありか無しかまで選べます。
日本ではちょっとお高めのブラジルナッツなどもお手頃価格。旅のおやつ用に何種類か少量で買ってみましたが、どれも美味しかったです。

2階はフードコート。有名なモツの煮込み料理のトリッパ、焼きたてピザ、お酒のお供に最高なタパス、生パスタ、ジェラート、ビールやワインなど、何を食べようか迷ってしまいます。
ロケーションが良いので、観光途中に小腹を満たす際にも立ち寄れるし、ランチでがっつり食べて飲みたいという時にも。テイクアウトもできるので、ホテルの部屋でゆっくりご飯食べたい気分の時にも活用できそう。

私はベジタリアンなのですが……ヴィーガンのお店も発見！
ジャンクな見た目のボリュームたっぷりのハンバーガーや、サラダボウル、スムージーなどメニューもいろいろありました。
「ベジタリアンだとお店探しに苦労するのでは？」と聞かれましたが、今回のイタリア旅行では全く困りませんでした。どのお店のメニューにも、日本とは違い、びっくりするくらい細かくアレルギー表示がされていたり、ベジタリアン用のマークついていたり…。

お土産も揃えれて、お腹も満たせれる！
みなさんもぜひこのフィレンツェの台所でイタリアの食を楽しんでみてください！