今回の旅の目的はここ！
台湾北部に位置する絶景スポットの野柳地質公園（Yehliu Geopark）。

何年か前に、「数年後見れなくなるかも」みたいな記事を読んでから、早く行かなくては！と思っていたところ。ようやく台湾も観光ができるようになり、早速行ってきました。

いくつかアクセス方法はあるみたいですが、私は台北駅から國光客運バスを利用しました。地下街M2番出口近くにバス乗り場があり、待合室でチケットを購入。料金は98元。3番乗り場から発車する1815番の金山行きバスに乗ります。野柳まで約1時間半。途中かなり多くのバス停に停まり、運転も荒めなので、のんびりバスの旅という感じではなかったです…

バスに揺られ、野柳に到着したら、バスの運転手さんが教えてくれました。しかも地質公園の方角まで。
バスを降りてから10分ほど歩くと入り口に。

チケット売り場でチケットを購入。すぐ近くにインフォメーションセンターがあり、そこにトイレやカフェがあります。敷地内の地図を販売していると聞いたのですが、入場ゲート手前に地図と見どころスポットが描かれたものがあるので、私はそれを写メ撮ってそれを観ながら歩きました。

まだそんなにメジャーな観光地じゃないのか、外国人観光客の受け入れを再開したばかりのせいか、全然外国人観光客がいませんでした。

入場ゲートを通って5分くらい歩くと海や不思議な形をした岩が見えてきました！
海蝕や風化で長年かけてつくられた景色はまるで他の惑星に来たかのよう！

奇妙な形をした岩がたくさんあるのですが、有名なのは「女王頭（クイーンヘッド）」と呼ばれるもので、女王の横顔のような気品を感じる岩が。風化により、首がどんどん細くなっているそうで、数年後には首から上が折れてしまうと言われています。そのせいか、この写真を撮るために多くの台湾人観光客が列をつくって順番待ちしています。

他にも、きのこ岩、アイスクリーム岩、地球岩……などいろんな名前があるそうです。

そして途中でなんと！虹をみることができました！
実は野柳に到着するまで、ずっと雨が降っていて…心配だったのですが到着したら晴れたんです。それできっと虹が出たんですね。

敷地自体はそんなに広くはないのですが、ずっと自然の造形美に圧倒さっぱなしです。トルコのカッパドキアやエジプトの白砂漠が歩きながら頭の中に浮かびましたが、日本から近い場所にこんなにも美しい場所があったなんて！これから台湾に旅行に行く方にはぜひ行っていただきたいです！！