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「平野ノラに届け」と思って書いている

偏食外来を始めたのは2023年9月の初め。
あまり宣伝もまじめにしていないのですが、
何組かの親子が進行中です。
それぞれが
試行錯誤しながら
まずは親子の心の部分が前進して
その次に行動として見えてきたり
見えなかったり・・・

偏食の勉強は長くしていて、
長女が3歳頃からあまりたくさんの種類の食べ物を
食べなかったことに起因しています。

現在9歳。
食の悩みはもうほとんどなくなりましたが、
次女、三女と比較すると
食べる食材が偏っています。

また、もうひとつのおおきなきっかけは
東京都助産師会のオンライン相談の相談員を
始めたことです。

この事業は東京都から委託を受けて
東京都助産師会が運営をしています。
10数名のメンバーが在籍しており、
相談内容をシェアして、相談の質の向上に向けています。
私自身とても勉強になります。
みなさん、Chat GTPを凌駕してどんな質問にも答えます!
助産師は保助看法のほかに刑法で
守秘義務が定めれていますので、
相談内容を外に向けて口外することがないことは
補足させてください。

さて、相談を重ねるうちに
乳幼児期の2大悩みは食と睡眠では、と思いました。
その中でも離乳食。
他の相談員さんからのアドバイスや
情報提供を受けてだどりついたのが、
BLW
赤ちゃん主導の離乳食。
さらには同じようなタイミングで以前から学習会に参加していた国際ラクテーションコンサルタントの
大山先生が出した偏食外来の本を出版されました。

この2つの考え方をもとに
偏食の支援について明確な道筋が見えてきました。

そんな中、子育て雑誌で
平野ノラさんが子育てに奮闘しているという記事を拝見しました。
平野ノラさん、大好きです。
派手で元気で可愛い♡

その中で偏食にお困りの様子がつづられていました。
お仕事お忙しい中、
お子さんの偏食に悩まれる姿に
芸能人とて同じ人間よね、と
妙に親しみを感じるとともに
ノラちゃん、違う違う、そうじゃ、そうじゃない!
そのアプローチではなく、こうしたらもっといいのに!と
直接言いたくなったのです。

インタビューという性質上
何かを指導するようなことが書いていない分、
多くの読者が同じように共感する・・・だろうけど
それだけじゃ改善に向かわないよね・・・
というのが率直な感想でした。

妊娠といえば
赤ちゃんの子育てといえば
という感じで多くの方が見る雑誌。
この雑誌に正しい知識を載せたい!と強く思ったのでした。

子育てはその渦中は夢中で進むしかないのですが
ちょっとしたコツやを知ったり
専門家に伴走してもらうことで
格段に楽に楽しくなると思います。

私は助産師という性質上
ちょっと困ったやちょっと相談したい場合、
すぐに助産師、産婦人科医、小児科医に
話を聞いてもらえる環境にあります。

さらには助産師の専門的知識に加えて
看護師時代は小児科の経験も。

そんなアドバンテージを持っていても
やっぱり最初の子育ては大変で
特に復職してからは
夫婦ともに疲れはてて
なんだか大切な時間が砂のように手からこぼれ落ちていったようでした。

さて、話を偏食に戻します。
そんなわけで雑誌の衝撃を受け、
これは何かしなければ!と思い、
「子どもと偏食外来」をたちあげたのです。

偏食外来の内容を惜しみなく出していただいた
大山先生の本を片手に
オンライン相談を続けています。

初版で買えてよかった!と思うほどに
充実の内容で素晴らしい本です。
支援者向けの本ではありますが、
一般の方にも読みやすい内容ではあります。
支援者向けの専門書なのでややお高めです・・・
診断と治療社 | 書籍詳細:子どもの偏食外来 (shindan.co.jp)

当院の「こどもと食事外来」お申し込みは
instagram sawada_mw 都立大さわだ助産院のDMから
お申込みください。

事前に細かな情報をいただいたうえで
初回45分程度のオンライン相談(6,000円)で
現状把握
成長曲線を用いた発達の確認
今後の方針をお話します。

ご希望があればその後2回の面談(各3,000円)を
2~3週間間隔をあけて行います。

面談の間のお困りごと
こんな対応でよかったのかな?
どうしたらよいかな?ということは
LINEを用いていつでもご相談可能です。

365日、一日に何度もある食事の時間が
笑顔あふれるものとなりますように。

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