菓子四季録

菓子四季録は、菓子研究家とグラフィックデザイナーのふたりが毎月ひとつ、季節の素材を使ったお菓子のレシピを紹介する連載です。レシピ記事でありフードエッセイでもあり、ひとつのお菓子の魅力を、ふたりそれぞれの視点から綴ります。

ひとつのお菓子に対して、記事がふたつ存在します。片方だけでも完結するようになっていますが、両方の記事を読んでいただくと、より深く味わっていただけると思います。ふたりとも同じお菓子を食べているはずなのに、そこにはまったく違う世界が現れます。どうぞ双方からご賞味ください（もちろん片方だけでも！）。

綴る人

福田淳子 ｜ 菓子研究家

書籍、雑誌、Webなど、さまざまな媒体に向けてお菓子のレシピを考案したり、撮影用のお菓子を製作したりしています。
このマガジンでは、レシピ、菓子製作を担当。
お花を飾ったテーブルでお茶を飲むのが好きです。本を読むのとお昼寝も同じくらい好き。

澤田清佳 ｜ グラフィックデザイナー

箱文音ハコブネというお店で切手やポストカードを販売しています（お店のページはこちらです）。このマガジンでは、イラスト、写真、デザインを担当。
お菓子を食べる／眺める／作ること、手紙を書くこと、写真を撮ることが好きです。本のなかでも特に好きなのは、お菓子と料理の本。

レシピのこと

毎月テーマの素材を選び、メニューを決めて試作をし、レシピが完成します。お菓子を作りながら撮影を行い、出来上がったものを一緒に試食します。後日、お菓子の魅力をふたりがそれぞれ記事に綴ります。

ふたりの記事に同じレシピを掲載していますが、片方の記事では写真で、もう片方の記事ではイラストで作業工程を説明しています。

お菓子を作る際は、イラストで手順を大まかに把握し、写真で詳細やコツを確認していただくのがおすすめです。

お菓子作りをされない方にも、お菓子作りをされる方にも、どちらの方にも楽しんでいただければ嬉しいです。ご自身が一番心地よいと感じる方法でお読みいただけますように。

お菓子のこと、四季のこと。
綴った記録をどうぞご賞味ください。