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小さな文明開化までのあれやこれや

※注意・無駄に長くて面白くないです。

今住んでる古いマンションは築50年。色々ガタがきているようで昨年から外壁の塗り替え、ベランダの床の防水処理を行い現在は建物の中や外の排水管の大工事中。
先月は急に水が使えない日が発生し、トイレとお風呂は階下の空き部屋304号室のものが使えるということでその都度降りて行った。何世帯かが同じ対象なので使用タイミングに気を遣うわけさ。そしてその304号室は内装工事途中の為だかでお風呂の扉が外された状態!で入らなければならず、その空き部屋の扉を開けると風呂場が丸見え。仕方なく部屋の鍵を閉めざるを得ず、誰かトイレに来ても部屋に入れない時間が発生するため速攻シャワーを浴びる。水が外に飛び散らないよう気を遣い、そして何より真冬の今扉のない浴室は寒すぎて浴槽の中で身を屈めてシャワーを浴びた。ううう。

少し前は台所で上から水が落ちてくるので大家さんに伝えたら、うちは4階で上の上6階の水のタンクが破裂したとかで5階の真上のお宅の床が水浸し、その水がうちに伝ってきた。5階は主人の短期の不在が続いていて大家さん達が総出で水を拭いていたようで聞くだけでしんどい。そして落ち着いたと思ったら数日後別の天井から水が落ちてきた。6階の方はおばあさんのようで、今は開けないでと伝えていたはずの水のバルブを開けてしまい、また別の箇所が水浸し…以下同文。まあ、それくらい色々発生していた。

うちの排水管取り替え工事は、先々週は資材が不足して予定変更した上、隣の部屋の配管が破裂したとかなんとかで今週急遽部屋の中で工事がスタート。トイレとお風呂の排水管工事とは聞いていたが全貌がわからない。どこまで部屋の片付けすべきか迷いながら片して仕事へ行った。帰ってくると玄関からトイレや風呂前の床まで養生シートがはられトイレや洗面台上の天井がはがされ大工事。トイレの扉も外されている。トイレの壁もめちゃめちゃ汚れている。部屋の全てが埃や粉っぽい…。多少テレビや食器棚上にビニールを被せてはいたがそれ以外にカーテンやソファやコード類、窓がざらざらする。そこからは今日はどうなっているのかと毎日帰るのがこわい日々。ホテルに泊まろうか迷いつつ近々行く旅行にお金を取っておきたいので日々仕事から帰るとまずは床掃除をしてから家に入っていた。

またこの工事と前後してお湯がぬるいのしか出なくなった。これも工事の人に伝える。3日間誤魔化し使っていたが鳥肌を立てながら浴びるシャワーは身も心も具合が悪くなりそうなので例の304号室へシャワーしに行く。2週間ぶりに行ったら浴室に扉がついていた!やればできるじゃない。やろうよ。きっと苦情があったのだろう。私も少し前に言ったし今冬だし。お湯があったかすぎてあったかすぎて幸せ。もくもくあがる白い湯気よ、ああ嬉しすぎる。

2日目はトイレの空いた天井に見える古い排水管っぽいのから謎の水がもれてきていた…。

3日目に帰ると給湯器は一新され、熱いお湯が出た!まずそれが最高。シャワーヘッドや蛇口もピカピカな新品へ取り替えられていた。予想していないギフトっていいよね。
あと、不調だった天井の灯りも新品へ取り替えられていた。さらにリモコンで明るさ調整できるのだ!なんと文明開化!
ところでまだトイレの天井からはたまに謎の水が落ちてきてはいた。被弾したパジャマはすぐ洗濯へ。

4日目にしてトイレの天井が雑ながら閉じられていた。(端の隙間がまだみえる。)電球も新しいものがついていた。ちなみに電球はうちでつけていたものがあって、それは人の気配で自動でつくものでちょっといいお値段がしてたけど、それはどこかにいってしまっていた。

5日目はおそらくうちでの作業は終盤で夕方頃一度来てトイレの扉をつけてくれた。後でみたら天井の隙間は埋まっていてそれに使った道具を忘れられていた。電球は聞いたら戻ってきた。良かった。

ちなみに不便な日々を想定して事前に家賃減額を交渉したら数千円だが下げてくれる事になった。調べたらこのケースは2日間だと免責になってしまうけれど今回の工事6日間予定だったのでトライしてみた。

それにしても普段の暮らしができないストレスが本当に辛くてこういうことに私は弱いと思い知った。工事当初は状況に頭にきてたけど、慣れた。終わりがある。工事の方ありがとう。

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