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怒鳴る人。

怒鳴る
怒って大声でわめく。大声で呼ぶ。声高に叫ぶ。また、声高にしかる
と国語辞典に記してあるが

怒鳴る
の頭には「怒り」がついておりますので
怒りのエネルギーがあるワケですが
怒鳴っている人を見ると
その怒りはどこから来るのか
冷静に考えてみたくなります

もし
わたしが理不尽にも
突然に怒鳴られたり 叱られたりすると
「怖い」と感じるだろう
そして 自分が怒らせてしまったと自責の念に捉われることになり
今度は怒られないように 何事も控えるように
怒鳴った方の目を伺うような行動に出る自分がいることも
俯瞰的に自分を見ると見えてくるワケですよ

怒りのエネルギーをぶつけられて
相手にコントロールされているな
ということもですね見えてくる

では
怒鳴った方はどのような心理なのか

相手は「鏡」と言いますから
実は 怒鳴る方も「怖い」と感じたから怒るんですね
例として
自分の立場や地位が脅かされるのではないか
と思った発言や行動の本質は
「恐れ」だと思う

これに気づいている人は少ないと思うのですが
何に「怒っているか」

自分の立場が危ぶまれることを相手がしてきたから怒る
を深堀りすると
怒る前に「怖い・不安」があるからだと思う

安定していると
なにも感情は動かないであろう

怒という漢字と
努はよく似ていますが

何が違うというと
奴(身分が低い立場の意味合い)に対して
その心と力

です
すでに
ここでおわかりかと思いますが
奴に心を動かされた(怖い 不安 恐れ)
(自分より身分が低い人)
があるからなんですね

というか
すでに自分より劣るとか身分が低いとかジャッジしている時点で
自己防衛本能が動いているのもわかる

最近ですね
高齢者の男性が
何が気に入らないのかわかりませんが
突然 女性に「怒鳴っている」ところに遭遇した
わたしが見ている限り女性の何が気に入らないのか
わからない
まわりのどなたもそう思っただろう

しかも
一言怒鳴って
その場を立ち去るという

コミニケーションがとれないというか
怒鳴ることで相手を黙らせようとか
怖がらせようとかおとなしくさせようとか
そういう心理が第三者からして見えた

何が気に入らないのか
何に対して怒っているのか
話合うこともしないで
一方的に自分の怒りを相手に押し付けてくる

おそらく
対話をすると自分が抱えている本質の「恐れ」がバレるのが
嫌なのか
それとも 気づきたくないのか

怒りのテロ

そこには
怒鳴った高齢者男性の
自分の理解
「上下関係」があったのだろう

男尊女卑
というのも見えたな
同じことをしているのが男性だったら
しかも いかつい男性だったら
怒鳴るのかしら?とも思った

怒りのテロされた方は
たまったもんじゃない
解決できないのだから

怒鳴る相手が何が気に入らないのか謎だからだ

このような
場面を見ると
怒と努を考える

怒りの使い方
相手にぶつけて 気持ちよくなるのか
自分の立場が脅かされないように
さらに努力するのか

この違いだと思う

ですので
怒鳴られても 恐れる必要はない
なぜなら
相手も 恐れているからである
対等であることを 怖がっているから怒鳴っているんですよ

今の時代に
取り残されていますね
だから
パワハラと言われるんです



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