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断捨離。

この1ヵ月 情報を遮断し
わたしから どなたとも連絡を取るようなことは
いたしておりませんが
そんな中
「生存確認」
「安否確認」
ということで連絡をいただいた
多くのみなさまには
「ご心配をおかけしております」
とお返事するしかなかった

SNSは便利なツールで
生存 安否確認ができるということもある

時には
ひやかしで
噂好きな方は
「あの人 どうしているんだろう」
と覗きに来る方もいるであろう

それをネタに
また こそこそ話されているんでしょ
とも思います

これは
わたしにしたら
痴漢と同じで「覗かれている」という
気持ち悪さしかないです

見た記事で
憶測でデマ・噂を流したり 揚げ足を取るとかね
(↑こういうことをする人を痴漢だと思います)
※SNS痴漢については、後日 改めて書きたいと思います

ですので
わたしは自分の情報もSNSでお見せすることも一時的に辞めました

そう思うと
心を寄せてくださった
みなさまには
申し訳ありませんが
不特定多数の方が
ご覧になるSNSの怖さというか危険があるということも
よく理解しました

で まずは
情報を取りに行かないなら
わたしも情報を出さない

その間
何をしていたか
「徹底的な断捨離」を行っておりました

なんせ この7年間は
「人のこと」しかしておりませんでしたので
気が付くと
我が家は大変なことになっておりまして
モノがあふれておりまして

いかに
7年間は
「自分を後回しにしていたか」がわかりました

2週間は掃除とゴミに片付け
クリーンセンターに何度 往復したことか
溜まった書類や本(古紙)も何度も捨てに行った
キッチンまわりは
激オチくんのお世話になり
腱鞘炎になるくらいピカピカに磨き上げる日々

ついでに
息子らの思い出のモノも捨ててしまった

捨て癖と言うのだろうか
捨てることを決めると
あれもこれも・・・捨てたくなる
やっているうちに家が軽くなるのが
なんとなくわかる

リビングで声を出すと
自分の声が部屋中に響き渡るいうことも感じた
それだけ 部屋にモノがなくなったということ

それだけ 徹底的に断捨離をしておりますと
情報を見に行く 情報を出すヒマがなかったというのも事実

「人のことを気にする時間をなくす」
ということも
前記事で書いた
「自愛」なのかもしれません

家が片付く
不必要なものがなくなると
入ってくるものもあるものです

ちゃーんとわたしに必要な情報は
SNSではないところからやってくることも知りました

両手いっぱいなのに
まだ抱えようとすると
落とさないように気を配るし必死になる

ここで
両手にあるものを手放して
何もないから
相手からいただいたものを丁寧にいただくこともできる

断捨離の途中
能登に何度かボランティアにも行ってきましたが
仮設住宅に入った友人にも会ってきた

輪島市で地震による火災で家を焼失した友人
現在は仮設住宅に住まわれている
友人は言う

「強制的な断捨離だよ
命以外何も持たないって
正直 身軽だよ
これから 何でもできる」

わたしには想像もできない家の焼失
哀しみを超えたからこそ
この言葉が出てくるのであろう

保持しようとする苦しみもあるであろう
でも
保持していない気軽さもあるであろう

なぜなら
新しく始められるからだ

そう思うと
断捨離のタイミングは
わたしにとっても良かった

再出発する上で必要な期間であった




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