人生スピリチュアルブラックホール【追記有り】

東京に帰還できたけど、GWのほとんどがつぶれてしまったので文フリに2冊目新刊は間に合わなさそうです。無念。

それはともかく、母が家にいた4日間とそのまま実家に帰省した4日間を越え、ついに東京での一人暮らしの日常が戻ってきたことに感無量となったっ私は、本日謎のテンションに陥っていた。

ので、何故か占いをしにいった。そこに占いコーナーがあったから。

以前にも日記に書いたのだけど、私には「あらゆるジャンルの占い師に、大器晩成型なので頑張って強く生きてほしい」と謎の慰めを受けるという習性があるため、それから年に1回占いをしにいって「大器晩成がいつくらいになりそうか観測する」という謎の実験を行っていた。

といっても、いつも札幌某所でよくやる1000円占いフェア的なのでみてもらっていたので、ちゃんとした占いのお店で見たのは今回が初である。東京に来てから占いをやっていなかったので、本日、約2年ぶりの観測である。

今回は気象学?なるものを選んでみました。(※後から調べたら正確には紫微斗数占いという、東洋式のホロスコープのようなものらしい)

さぁ、レッツスピリチュアル観測!


占い師「あー、珍しいですね」

私「よく言われます!!!!」


のっけから十数回目の珍しい判定をいただいた!!


私「今までも何度か占いやったんですけど、必ず大器晩成系の運って言われるんです」

占い師「あー(納得顔)。具体的にどの辺をしりたいですか?」

私「晩成するのはいつくらいですかね?」

占い師「運勢的には最悪だった時期を越えて折り返しにきているので、晩成の運は現れてもおかしくないですよ」


十数年目にして、ようやく晩成の気配が見えた!!!!!!


いや、笑い話ではなく、本当に初めてなんですよ……。最初に大器晩成の運勢ですねー、と言われてから、初めてです。そろそろって言われたの。


占い師「あの、失礼かとは思うけど社会生活向いていないでしょう?」

私「よく言われます!!!自覚もあります!!!」


出会って3分で陰キャを見抜かれる女。


占い師「貴方の場合は無理して一般人にあわせない方がいいです」

(陰キャを推奨された……!?)


占い師「本当に珍しい運で、正直、小説の才能としては申し分ないというか、むしろそっちの方にしかいけないタイプの人ですね」

私「そっちにしかいけない……(お前はカタギに生きるのは無理と言い放った親戚のおっちゃんの顔を思い出しながら)」

占い師「普通の運の人だったら、稼げない時は他の仕事をやったりするんですけど、何だかんだで書く系の仕事にずっとついているというのは才能の使い方としては正しいというか、そういう風にしかなれない感じですね」

私「一点特化すぎる……」

文章を書く仕事以外まともにできてないので(唯一続いたのが書店員)、このあたりは割と的中している。(全然褒められないけれどほんとに文章や本に関する仕事以外は全部クビになっている)


占い師「普通は、自分を示す星に主体となるものが大体1つあるんですけど」

私「はい……」

占い師「貴方にはそれが何もない。虚無です。極端なことをいうと、自分の人生に一切興味がない、自分がどうなってもどうでもいいタイプの人」

私「Oh……(だが何となく否定できない)」


確かに興味があること以外は極めてどうでもいい(自分自身のことを含めて)なので、なるほどわかる……ってなってしまった。


占い師「本来なら天と繋がった天運があるんですけど、貴方の場合、主要な星が全部地面にあります。地続きです。虚無で、地面と繋がっている。両足にブラックホールがある感じ

「Why!?!?!?」


ぶらっくほーる。


私は両足に、虚無のブラックホールをつけて歩いていた……???


何かこの辺からパワーワードがすぎて、だんだん面白くなってきました。

この占い師さん、表現が面白いな……文才あるぞ。


占い師「貴方の本質が虚無なので、明るい話はあまり向いていません。恋愛ものとかは無理。商売っ気を出した作品は評価されないので、コアな作品を書いた方がいいです」

私「あっはい」

(普通の青春小説を書いて死ぬほど売れなかった過去に矢を受けた顔)


占い師「ところで宗教に興味は?」

私「??????」

いきなり宗教勧誘されたのかと思ったら

占い師「貴方の適性は、宗教とかオカルトとか怪奇ものとか、あとは悲惨で哀しい物語ですね。オカルトはいいけど、ミステリは向いてません」

私「あっはい」

(今まで書いた中で一番反響があったのが、自宅に火をつけて焼身自殺未遂を起こした少年が主人公のド鬱話だったのを思い出した顔)


占い師「とにかく一般受けを狙うよりもアングラを狙った方が成功しやすいです」

私(アングラ推奨された……)

占い師「あと、割と外面では一般人に迎合するタイプですね」

私「あっはい」

占い師「いっそ一般人には全く迎合しない方が楽に生きられるし、運気も上がります」

私(まさかの陽キャ非推奨)


陰キャでいた方が運気があがるらしい女です、どうも~~~!!!(Wピース)(こういうのがダメなのでは?)


占い師「作家としても、顔出し一切しないとか、半端に流行のファッションをせずに全身黒で決めるとか神秘キャラ推しでいくといいですよ」

私(まさかの作家本人のキャラ推し推奨……)


この占い師さん、アドバイスがところどころ極端で面白い。


占い師「とにかく面白キャラで売れる感じじゃないので、ちょっとイタいくらいなら逆にやってもいいですが、半端に笑わせようとするくらいならプライベートは一切出さずに悲惨系の作風に振り切るのがおすすめです」

私「あっはい」

(この日記の存在意義……!)


占い師「それにしても、こんなに一般人に向いていない、物書きに極振りした星回りの人珍しいです。物書きに必要な星が全部そろってる。こんなの久々に見た……」

私(逆に以前に見たことがあるなら、その物書きの星が全部そろってた人が今どうなってるのか知りたいぞ……???)

占い師「でも、本当にXX歳までは一切運勢がよくないので、大器晩成なのは確かですね。デビュー時は一時的に運気がよかったんですけど、その後十年真っ暗。チャンスはあっても、人脈を掴めないタイプ」

私「んんっ(心当たりのありすぎる顔)」

占い師「あと正直、貴方占い師になったらめちゃくちゃ売れっ子になれる素質がある。それくらいオカルトや神秘系との相性が突出している……(若干羨ましそうにみられる)」

私(物書き以外の適性が極端すぎてどうすればいいかわからない顔)


それはともかく、大器晩成の時期ですが。

占い師「今年、来年で頑張ればチャンスが巡ります。というか、今年、来年で何かを掴まないとその後がまずい」

私「その後がまずい……」

占い師「逆に言えば、一度つかむとずっと安泰です。本当に晩成の運気」

私「Oh……」


占いは当たるも八卦、当たらぬも八卦ですが、今年と来年がんばれと言われたからには、がんばります。せっかく文学フリマやコミティアに頻繁に出られる場所に来たし……。


占い師「ところで、オカルト系小説は本当におすすめなので、そういう仕事を選べるなら積極的にとっていくといいですよ。オカルト系得意な作家さんや編集さんを紹介していただくわけには?」

私「あっはい(そっちの知り合いはいないな、という顔)」



ブラックホール系字書きの藍澤さんはお仕事はいつでも募集しています。オカルト・怪奇系の小説やシナリオのお仕事のご相談も随時承ります!!!


※仕事は本当に募集しています。

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◆ここから追記◆

ツイッターの趣味垢にホロスコープを載せたら、占いをかじったことある人がそろって「ブッフ!」と吹き出す反応を見せたので、こいつは本当にヤバいんだな?と思ったので、私のホロスコープを晒します。WEB判定のですが。(ホロスコープ読める人には年齢とか大体バレるけど、元々ロスジェネ直撃世代って言ってる時点でバレバレなので気にしない)

これです。

この何かよくわからない反復横跳びしているホロスコープです。

カバディカバディ……。

もしこれで何かわかるのでしたら、ぜひコメントなどお寄せ下さい。

ホロスコープの素養がある友人は「この占い師さんの行ってたこと大体納得できる。わかる~」とおっしゃったのでそういう運勢なんだとおもいます……。

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