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今年の振り返り~Step by Step~

 今年面談をした件数は、94件だった。
 もっとしているつもりだったので意外としていないなという実感。30分くらい電話で悩みを聞くこともあったのでそれも面談に入れたらもう30~40件ほど増えるか。
今日は数を自慢したいわけではない。今年の振り返りとして、この1年間親と向き合った(子どもと向き合うことは大前提)。色んな悩みに耳を傾け、一緒に考えた。

 昨年も面談を結構していたのだが、そこで感じていたのは自分が役に立っているという「やりがい」。しかし、今年は変化があった。それは親の偉大さ。週に1回しかその子と会わない自分とは違って親は毎日一緒にいる。家事や仕事もしながら子育てをしているのだ。
「なんで宿題ができないの?」
「勉強をしなさいって言っているのにできない」
「もっと良いやり方があるのに効率的にできない」
などのさまざまな悩みを抱える親。「自分だったらこうするのに」と大人は思うが、子どもはできない。世界で一番愛して信じてやまない我が子がそれをできないのはやるせないのだろう。今年になってそういう親の色んな状況や立場を考えるようになった気がする。

 「今はできなくても良い。長期的にできるようにアプローチしていけばいいんです!」
このことを軽く言えなくなった。だから私が何か伝える前に背景やきっかけ、理由を聞いて整理して伝えるようになる。面談では聞く9.5割、話す0.5割くらいの比率になっていると思う。
ありがたいことに面談や長時間電話をしてから手紙やメッセージをもらうようになった。周りの親がとても優しいなぁとすごく感じる。忙しい中わざわざ一習い事の先生に手紙を書くなんてなかなかできない。
でもいろいろ迷惑をかけているのも事実。親だけではなく、会社の先輩もプライベートでかかわる人も。それでもそういう人たちが私を助けてくれるし、アドバイスをくれて成長させてくれる。

 仕事では今までより多くの人を巻き込んで旗振りすることが多くなった。人を動かす難しさを特に最近痛感している。ちゃんと目的を伝えているし、聞いている人たちは納得している様子なのに実際に動いていない。私の圧倒的力不足感。人の特性を考えて巻き込んでいかないといけないなと感じる。ちゃんと意味づけすることも大事だけれど、ある程度強制感を持たせることも大事なのだなと実感させられた。物事はきれいにうまくいかない。だから時に冷酷にトップダウンでこちらが主導していかないといけないこともある。そんな大した仕事はしていないけれどこれからもっと増えていく中でこういうことをしていかないといけないと思う。グイっと引っ張っていくことをしていくスキルを身につけていかないといくことは来年以降の1つの目標だ。

 また、プライベートでも将来一緒に歩むことを決めたパートナーと認識のすり合わせをしているところ。他にも自分の時間を作ってこういうnoteを書き続けていきたいし、今まで会った人とのつながりは継続していきたい。でも今抱えているジレンマ。それは仕事が忙しいからでできていないことが多いこと。
「『忙しいからできなかった』で過ごしていたら本当に時間はあっという間に過ぎ去っていって何もできないよ」
と最近言われた。まさに今の自分。グサッと刺さった。本当にそうだよな...。自分は仕事をするためだけに生きているわけではない。結婚するためだけに生きているわけでもない。自己実現するためだけでもない。
自分の人生を幸せにするために生きている。その枝葉に仕事であったりプライベートのことであったりがある。自分の人生を1本の軸に据え、主体的に時間を作っていかないと本当に中途半端な人生で終わってしまいそうだ。

まだまだ道半ば。

「自分はどうなりたいか」
「どうしていきたいか」
にひたすら向き合ってこれからも行動し続けていきたい。

次のnoteは新年明けて日をあまり空けないで投稿する予定だ。私が今年の抱負の漢字にした「頼」という言葉を振り返り、来年の漢字を発表したい。
お楽しみに!!


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