【子宮頸がんワクチン問題】 みすず書房 2021/8/16 初版発行 等のお知らせ

題: 【子宮頸がんワクチン問題】 みすず書房 2021/8/16 初版発行 等のお知らせ -- version 0.2 (2021/9/6に再編集)
HPVワクチン被害関係者の皆様、こんばんは。澤田石です。bcc で送っております。
以下に示す書籍と専門誌に実名が記載されている方につきましては実名を記しております。(送った下さったことについての感謝表明が遅くなり申しわけありません)
 このメールそのまま私の note に載せました↓↓ 公開文なので、いかようにもご活用下さい。
 ⇒ https://note.com/sawataishi/n/nd0f8a55e685f

■書籍:【子宮頸がんワクチン問題】 みすず書房 2021/8/16 初版発行 431pages, 5000円(税抜き)
 監訳: 別府 宏圀
 翻訳チーム: 相澤 力、打出 喜義、榎 宏朗、榎本 武、太田 美智子、片平 洌彦
  川添 恵悧子、北澤 京子、佐藤 淑子、鈴木 けい子、田嶋 いずみ・・・・ 23人
 amazon https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C%E2%80%95%E2%80%95%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%83%BB%E6%B3%95%E3%83%BB%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/dp/4622089904/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C&qid=1630841683&sr=8-1
 原著: THE HPV VACCINE ON TRIAL by Mary Holland, Kim Mack Rosenberg, and Eileen Iorio (2018)
  amazon https://www.amazon.co.jp/Hpv-Vaccine-Controversy-Dangers-Vaccination/dp/1510710809/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=THE+HPV+VACCINE+ON+TRIAL&qid=1630841768&sr=8-1 (紙は 265円、 Kindle版は1568円)
  ※澤田石は2021年1月にKindle版購入

/**** 澤田石の所感 ****/
 みすず書房から本書が職場に届いたのは8/24でした。《謹呈 訳者》とあり、どなたが働きかけて下さったかわかりません。翻訳チームの中で私がリアルで知りあっているのは、別府 宏圀先生、打出 喜義先生、片平 洌彦先生。ほんとにほんとにありがとうございました。
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★★本書での最重要な記載の一つを紹介します。(皆様には周知でしょうけども)
▼2002年頃、デンマークにてメルク社はガーダシルの臨床試験(FUTURE 2)
・ケーシャ(18才の女子高生)は祖母を子宮頸がんで喪ってした。ワクチンのパンフレットを受け取ったら、以下のごとき記載あり
  ・FUTURE 2は副作用をチェックする試験ではありません
  ・ワクチンが安全であることは既に証明されている(←虚偽)
  ・被験者の半数がワクチン、残り半数が生理食塩水と(←虚偽)
・セシーリェも試験に参加

⇒ 両人とも深刻な健康被害でそれまでの日常生活が困難に。15年以上継続して苦しんでいる。
⇒ ワクチンか偽薬かは2007年に参加者に教えてもらえた。ケーシャはワクチン、セシーリェは「生理食塩水」と"知った"。
⇒ところが、FUTURE 2では生理食塩水が投与された人は__無い__と判明。
⇒セシーリェは「生理食塩水」ではなく、アジュバントが投与されていたと知った。
⇒2016年、2人の女性が出会った。両人とも重篤な副反応で年余にわたり苦しんでいる。1人はワクチン、1人はアジュバント。両人とも対照は生理食塩水だと騙されていた

⇒ 両人とも深刻な健康被害でそれまでの日常生活が困難に。15年以上継続して苦しんでいる。
⇒ ワクチンか偽薬かは2007年に参加者に教えてもらえた。ケーシャはワクチン、セシーリェは「生理食塩水」と"知った"。
⇒ところが、FUTURE 2では生理食塩水が投与された人は__無い__と判明。
⇒2016年、2人の女性が出会った

 MSD及びGSKのHPVワクチンの比較対照試験にて、対照となる物質には生理食塩水のごとき100%無害な「偽薬」(プラシーボ)が用いられて当然なのに、なんと免疫増強剤(アジュバント)が実際には使用されていたことが広く知られてます。同ワクチンによる健康被害はワクチンそのもの、あるいはアジュバントだとの仮説で様々な医学論文が出ていることは皆様ご存知のこと。私は同ワクチンについての大規模な試験についての論文はそれなりに読んでおりまして、偽薬投与群でも免疫系の異常が多い(統計的には有意差なし)ことに驚いたものです。生理食塩水のごとき偽薬ではなく免疫増強剤が使用されてたので、あのような結果は当然のことであります。有意差無しの結果をもって、ワクチンは偽薬(実は生理食塩水でなく免疫増強剤)と同等の副反応だと両社は結論し、諸国は同ワクチンを正式に承認して、諸国で深刻な長期的な健康被害(慢性疲労症候群とか線維筋痛症のごとき症状。車椅子生活の方が少なからず)。
 試験にかかわった医師達の医者/科学者としての良心が疑われます。無害でなければならない偽薬が生理食塩水でないことに医学者として抗議した医師がいたかもしれません。そんなことを言った医師は外されて、いいなりになった医師だけが高額の報酬で臨床試験に関与したのではないでしょうか。
 メガファーマの両社について疑われることは、こうです。
 ・米国の食品医薬品局(FDA)への正式な臨床試験計画書を提出前に、
  予備的試験をしており、その時は生理食塩水を対照(偽薬)としていた
  ⇒統計学的有意差で深刻な副反応が多かった
  ⇒両社はワクチンのアジュバントが副反応の原因・誘因かもしれないと
  考えて、正式な公的な臨床試験では偽薬としてアジュバントを用いた?
  ⇒あるいは、生理食塩水とアジュバントとの比較対照試験を実は実施してて
   アジュバントの危険が判明したので、正式な試験ではアジュバントを
   偽薬として用いた
  ⇒そもそも、偽薬に免疫増強剤(アジュバント)を使用する試験デザインを
   FDAが承認したのは論外。FDAでなくて、別の政府組織かもですけども。
 
★弁護団の皆様へ
 日本の裁判官は英文は認め無いようですが、日本語なので証拠として受けるかもです。臨床試験における重大な瑕疵/虚偽について、被告のGSK社/MSD(メルク)社に様々な質問が考えられます。同じく被告(ですよね?)の中央政府(厚労省)に対しては、臨床試験のデザインに瑕疵があったにの承認したこと自体が誤りと主張するのが良いと思います、すなわち、そもそも臨床試験の対象者に対して文書での虚偽説明があったことも指摘し、無害でなければならない偽薬として生理食塩水でなくアジュバント(免疫増強剤)が用いられており、「偽薬」接種の人々にも重篤な副反応が多かったこと。だから、ワクチンと「偽薬」とを比較したところ、副反応について統計学的に有意な差が無かったと。

■【社会臨床雑誌】 第28巻第3号 (2021/5/31)
 Xさん(全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会群馬県支部会員)より先週届きました。ありがとうございました。
 この専門誌につきまして、もしも全国で複数の弁護団の中で入手されてないところがあれば、
  http://sharin.jp
  shakai.rinsho@gmail.com
  https://www.facebook.com/shakairinshogakkai/
 等より。
 J-stageで公開されているのは
 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種被害についての学習会の記録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/shakairinsho/28/1/28_26/_article/-char/ja

以上です。

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