介護のない休養日が十数年ぶりにやってきた ~明日、親が介護施設に入居します! ⑧ ~

親の介護初めて、幾年月?

正直、介護って何?ってレベルで生活と介護の区別ができない程、常に要介護の親がいる状況が10年以上続いていた。

一人は看取り、終わったと思った途端、もう一人の親も要介護状態へ。


そして、とうとう先週、私では抱えきれずに親を施設に送った。


罪悪感と開放感。

開放感を感じてしまった罪悪感。


先週は泣いてばかりいたのに、今週は眠ってばかりいた。

どれぐらい眠ったのかわからない。時計を観ずに、気が向いたことに片っ端から手を出した。

本を読んだり、ネットウロウロしたり、動画みたり、散歩して、眠って、眠って、眠った。


介護って、食事作りやトイレ介助等の動的なモノ以外に「見守り」がある。

本人を一人にしておいても、椅子から落ちるかもしれない、転んで骨折するかもしれない、誤飲するかもしれない。

何かするかもしれないから、身の回りのことをしていなくても「見守り」という介護をしていて、神経はビンビンに張っている状態が24時間続いていたんだと気づいた。

要介護者の親がいなくなった家に住みだし10日経ち、私もそうとう疲労していたんだと気づいた。

自分の疲労に気づいた今日。

施設に行ったから終わりじゃないけど、見守りをしなくていい自宅での朝を迎えたんだと感じた今日でした。


知らず知らずのうちにたまっていた自分の疲労に気づけました。

ああ、介護してない人ってのは、こうゆう自由な休日ってのがあるんだな~って思い出せた今日でした。

もちろん、仕事や育児、自分の勉強等々で予定が埋まっている方々もいるんでしょうが「見守り」介護ってかなりの疲労があったんだと実感しました。


今日も、あなたに笑われていますように。