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ついに映画「アベンジャーズ」を初視聴した。

はじめに

お祭り系の作品は好きだ。「スマブラ」とか「ディシディア」とか。あと「ジャンプフォース」もあった。
○○参戦!とか未だにワクワクするし、多分「アベンジャーズ」もそうなんだろう。
ただ懸念点としてこういった作品は大概主役級のキャラクター同士の見せ場が喧嘩してなんかしょうもない感じになりやすいので、ちゃんと尺に収まってるか心配です。
聞いてるか「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」?

ゲームは良いんだけどね、アーケードモードがね……

いきなり大混乱

アベンジャーズはどのヒーローが主役だとかではなく全員主役なので所謂「オリジン」を描く必要がありません。なので結構テンポよく話が進みます。
映画の冒頭、SHIELDの研究機関は「四次元キューブ」と呼ばれる宇宙物質を研究していました。しかしその最中にソーに敗れたはずのロキが表れ、研究者やエージェントを洗脳してキューブを持ち去ってしまいます。
この時のロキの表情が本当に憎たらしい!ニヤニヤするのに一番向いてる俳優だと思いました。意識しててもあそこまで口角上がらんだろってくらいはニチャァ……っとした顔をしつつ、研究機関にいきなり大迷惑をかけてしまいます。
これはヤバい!と思ったフューリーはブルース(ハルク)とキャプテン・アメリカとアイアンマンを招集しチームを結成しようとします。

この時点でもうフューリーの胃が限界を迎えかけていました。下は仲の悪いヒーローども、上は何も考えてないクソ無能な偉いさんで私だったら次の日に辞表を出しているレベルです。

中間管理録フューリー

ずっと飽きないアクションの連続

さて、場面転換してロキが要人の眼を抉り出して網膜認証を突破するとかいう滅茶苦茶グロい事をしつつ市民に大迷惑をかけながら勇気ある老人を殺そうとしていると、そこに颯爽とキャプテン・アメリカが表れてロキを吹き飛ばします。その後アイアンマンも来てさらにロキがふっ飛ばされます。
流石に分が悪いと感じたロキはニヤつきながら降伏、連行される。
ていうかロキってどれくらいの戦闘力なんですか?頭脳派なのはわかるんですけどもうちょっと頑張ってくださいよ!

ヘリでの輸送中、周囲に雷が降り注ぎます。そう、ロキと言えばヤツです。
次の瞬間、ソーがヘリを襲撃!そしてロキを誘拐してそのまま説教タイムに突入します!どうやらソーはマジでロキが死んだと思ってたらしく、色々な事をロキに質問します。
と思いきやいきなりアイアンマンがソーを吹き飛ばして問答無用でバトルに突入!お前そういう所やぞ!!
まあ序盤に喧嘩させておいて後半結束するフラグになっていると信じましょう。
アイアンマンのスーツがめちゃくちゃボロボロにされながらもキャプテン・アメリカが仲裁に入り二人は矛を収めます。

その間にロキは逃げているかと思いきやちゃんと大人しく待っており、再びニヤつきながら連行されます。お前いい加減ニヤつくのやめろ!!!

このずっと飽きないアクションが続く展開は凄いですね。どのキャラにもスポットライトが当たり、ちゃんと見せ場があってワクワクする。一息も付かせないような派手なアクションに、次はどうなるのかと目を離せなくするストーリー性、ヒーロー全員を好きになる要素を詰め込んでいて既に最高です。

歯が白くてきれいだね

喧嘩タイムきらら

ロキを収監し、SHIELDの空中秘密基地にはソー、ハルク、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラックウィドウ、フューリーが集結します。
ですがロキの策略によりまた喧嘩!も~~~喧嘩ばっか!
ソーも「人間はこの程度か……」とか言ってるしもう!Facebook登録した時のあのニコニコはどこ行ったんだよ!
見た所キャプテン・アメリカとアイアンマンは結構仲が悪いっぽいですね。ジョークを言いまくる元社長と生真面目なロジャースとでは今後もかなりすれ違いが発生しそうです。
さらに洗脳されたホークアイによって秘密基地が爆破され、ドキドキしてしまったブルースは暴走ハルクになってしまいます!
暴走ハルクは結構大損害を出しつつも上手い具合にやられて落下!
アイアンマンとキャプテン・アメリカはこういうピンチの時だけは協力してなんとか敵を倒していく!この時のキャプテン・アメリカの銃の構え方が古臭くて笑ってしまいました。

訓練の成果だ!

コールソンの死、アベンジャーズの結束

さて、ソーはまんまとロキに幻影でハメられてしまいました。
そんなロキを助けようとコールソンがなんかすごい銃で対抗しますが幻影に惑わされ後ろから刺されて死亡してしまします。

コーーーーーールソーーーーーーーーーーーン!!!!!

初の仲間メインキャラクターの死亡はアベンジャーズを結束させるには十分でした。元社長がものすごい真面目な顔になり、脱走したロキに対抗する手段を考え始めます。
同時にホークアイがロキの洗脳からフワッと抜け出し復讐を誓うなど、各々が「戦う理由」を見つけていく。

フューリーも同様にSHIELDが四次元キューブの力を使った地球外への抑止力を製作しようとしていた事をヒーローたちにしれっと暴露。
もう彼らの間にしがらみはない。今こそ結束し宇宙からの脅威に立ち向かうときだ。

アベンジャーズ・アッセンブル

自己顕示欲の塊であるスターク・タワーに戻った元社長。そこにはロキがいました。お互い口先で敵を挑発するのが得意なので若干陰湿なバトルになりつつもベベル宮から脱出するユウナとヴァルファーレみたいな感じでアイアンマンMk7の起動に成功します。凄すぎだろ。ていうかどんだけアイアンマン作ってんだよ。でもこういうハイテクワクワク要素大好きです。

空に門が開き、宇宙からチタウリの軍団が入ってきます。さらに巨大なルナホエールみたいなやつがニューヨーク市民に今までとは比べ物にならないくらいの勢いで大迷惑をかけ始める。

チタウリの飛行船がルナホエールに見えて仕方がなかった

ここから先の展開がもうそれはそれは凄かった。
アクションに次ぐアクション。キャプテン・アメリカの指示は的確だしホークアイのノールックバックショットはイケメンすぎるしソーの神の力は迫力満点だしアイアンマンの超技術の発想に驚かされるしブラックウィドウはなんかチタウリ兵を乗りこなしてるし。
そして何と言ってもキャプテン・アメリカが「暴れろ!」と命令してからのハルク変身→大暴れが痛快すぎた。ロキをボロ雑巾みたいに振り回して地面に叩きつけて再起不能にするシーンは何度見ても良い。人ってあんな叩きつけられ方することあるんだ。

善戦するアベンジャーズだったがフューリーの上に居るお偉いさんが本当に馬鹿すぎるのでニューヨークに何の葛藤もなく核ミサイルを放とうとします。本当に馬鹿。そんな知能でよくお偉いさんになれたなってくらい馬鹿。どうせ普段の仕事も保守的で何一つ革新的な事はしないんだろうな。くたばれよ。ってくらい馬鹿な判断なのですが、そこは我らがアイアンマンがなんとかします。
飛んでる核ミサイルをそのまま持って軌道を変え、空に開いた門に放り込むアイアンマン。そのままの勢いで核ミサイルが門の向こうに居るチタウリ軍の拠点に直撃!大爆破!連動する形で何故かニューヨーク中に存在するチタウリ兵とルナホエールも死亡!え!?お前らそういうシステムだったん!?
正直もうここまで来たら何でもありですね。最初から分かってた事か。でも楽しいので別にいいや。
ちなみに私はこの時点で興奮しすぎてロキの事が頭からすっかり抜け落ちていました。キャプテン・アメリカに言われて気付きました。
この後ロキは捕まってソーに連行されアスガルドに戻されます。

復讐を果たすホークアイ

フューリーが選んだもの

あれから暫くして、アベンジャーズの面々は散り散りになってしまいます。
ですがフューリーは地球が危機に瀕した時、彼らがまた結束することを信じていた。何故ならフューリーは地球が持つ宇宙への対抗策として、四次元キューブの兵器ではなくアベンジャーズを選んだからだ。今は亡き、コールソンの遺志を継いで。

いや、よくここまで話の内容をちゃんとまとめられたな!!!!2時間25分ですよ!?!?!?普通話がごちゃごちゃになる尺だろ!前半後半にしても怒られなかっただろ!!流石に面白すぎる~~!!
アクションがひとつひとつカッコよくて、尚且つ話も引き込まれるってずるいわ~!

まだ「アベンジャーズ」を冠する作品がいくつもあるのかと思うと楽しみですね。先は長いですが、ひとつずつ観ていきます!
多分今後も新ヒーロー加入などがあってオールスター感マシマシになるのでしょう。MCUマニアの友人によるとこれで「フェーズ1」というひと区切りが終わったみたいです。結構ボリューミーなようで、ペロッといけちゃったな。フェーズ2もペロッといってみよう。楽しみにします!それでは!




……ん?

マーベル関連のオールスター系作品って「アベンジャーズ」以外にもあるのか……。

こ、これは……!!

「ダッ…」「ハッハァ!」

クソルが得意なゲーム!

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