皆さんこんにちは！サックスマン上野です！

　これまでプロレス界のいわゆるメジャー三団体（新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア）をご紹介してきましたが、これらの団体を超えて業界１位になろうと奮闘している団体があります。

　それは高木大社長が率いるＤＤＴプロレスリングです！

　この団体は他の団体では見られない試合ルールや、本屋やBBQ会場でプロレスを行ったりと、独特の世界観で観客を引き付けています。

　そんな独特な世界観を持つプロレス団体ですが、アメリカの団体（ＡＥＷ）で活躍しているケニー・オメガ選手や、新日本プロレスの飯伏幸太選手など、数多くの有名選手を輩出しています。

　というわけで、今回はDDTプロレスリングについてご紹介していきたいと思います。

　尚、プロレスの考え方は千差万別ですので、これからご紹介する内容はあくまでも私の個人的な考えですのでご了承ください。

１．DDTプロレスリングとは？

DDTプロレスリングは1997年5月に旗揚げされた団体です。”DDT”は”ドラマチック・ドリーム・チーム”の略で、高木三四郎選手、野沢一茂（現：NOZAWA論外）選手、佐々木貴選手など計４人という少人数での立ち上げとなりました。

　そんな少人数の団体でしたが、その興行は他の団体とは一線を画していました。後楽園ゆうえんち内のビアガーデンから始まり、ライブハウス、スポーツジム、商店街、BBQ会場、公園、さらにはトイレなど、様々な場所でプロレス興行を行いました。

　それまでの日本のプロレスは、新日本プロレスの”ストロングスタイル”や、全日本プロレスの”王道”などに代表されるような真剣勝負の試合が良しとされていましたが、エンターテインメント色が強いDDTプロレスリングの試合は”文化系プロレス”と呼ばれるようになり人気を博しました。

　そして現在はDDTプロレスリングのほかに、東京女子プロレス、ガンバレプロレスなど複数のプロレス団体を展開するグループ会社に成長し、コロナ禍の今でも業界1位を目指し続けています。

２．DDTプロレスリングの主な選手と勢力図

 　下図がDDTプロレスリングの主な選手と勢力図になります。ベビーフェイス（善玉）やヒール（悪玉）といった明確な役分けはなく、各ユニットが独自の色を出して、団体のトップを目指している状況です。また、この他にも他団体所属の選手やフリーランスの選手も参戦しますので、あくまでもこれは一例になります。

　 まずはDDTプロレスリングの旗揚げ当時から団体を牽引してきたチーム・サラブレッドの高木三四郎選手（下写真）。Tシャツの「大社長」の文字通り、DDTプロレスリングや東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、さらにはプロレスリング・ノアなどを傘下に持つ株式会社CyberFight（サイバーファイト）の代表取締役社長です。また、DDTプロレスリングで選手も兼任する凄腕のプロレスラーで、「業界一大人げない社長」という異名通り、DDTグループを独自の世界観でブランド力を向上させ、今現在も牽引し続けています。

　　　　　　（写真引用元：https://www.ddtpro.com/wrestlers/191?_ga=2.72991827.1583016806.1634093881-1323027601.1634093881）

　次はDDT EXTREME王座ベルト（DDTプロレスリングで一番権威の高い王座）を保持するTHE 37KAMIINAの竹下幸之介選手（下写真）。身長187cmという長身と甘いマスクで女性ファンから高い人気を誇ります。

　イケメン人気ではこちらも負けていません。クリス・ブルックス選手（下写真）です。こちらも身長が196cmと長身で、イギリスから来日した選手ですが、日本語も堪能でよくマイクアピールをしています。

　また一風変わった雰囲気の選手もいます。フェロモンズのリーダーである男色”ﾀﾞﾝﾃﾞｨｰ”ディーノ選手（下写真）です。ゲイのプロレスラーで、リング上ではイケメン選手たちの唇を奪ったり、顔面に自分の股間を押し付けたりと放送コードのギリギリのファイトスタイルを展開します。ですが女性ファンからの人気はイケメンレスラーに劣らず、サイン会では長蛇の列ができるほどです。

　また他団体で大きな実力を挙げてきたベテランレスラーもいます。例えば準烈のリーダーである秋山準選手（下写真）は全日本とプロレスリング・ノアで大活躍していた選手で、これまでエンターテインメント色が強かったDDTプロレスリングに、今までの歴戦で積み重ねてきた”本道”を持ち込んで観客を沸かしています。また、チーム・オリンピアのリーダーである谷津嘉章選手は新日本プロレスで大活躍した選手で、現在は糖尿病で右足を欠損したため、義足でプロレスをするという前人未踏の戦いを続けています。

　このほかにも様々なイケメンレスラーや一風変わったレスラーなど沢山在籍していますが、そんなレスラー達の中でも紅一点の女性レスラーも戦っています。イラプションの赤井沙希選手（下写真）です。俳優の赤井英和の娘で、女優やモデルの仕事もしながらプロレスラーもこなしています。モデルをやっていることもありその美貌に目を引き付けられますが、お父様に負けず劣らずのファイトを展開し、東京スポーツ社のプロレス大賞で新人賞を獲得するほどの実力者でもあります。

（写真引用元：https://www.ddtpro.com/wrestlers/200）

３．DDTプロレスリングの３つの特徴

　このように個性的なプロレスラーが揃うDDTプロレスリングですが、DDTプロレスリングの主な特徴として、以下の３つが挙げられます。

①試合はどこでも！路上プロレス

　前述しましたが、試合はリング上だけでは収まりません。本屋やBBQ会場、スポーツジムなど、一般の人々が行き交う場所であればどこでも”路上プロレス”をします。しかし、昨今コロナ禍では感染対策のため路上プロレスが長らく中止されていました。ですが2021年10月31日になんと東京ドームで路上プロレスが開催されることが決定しました！コロナ対策のため観客を入れての開催ではありませんが、後述するレッスルユニバースという配信サイトで生中継されるとのことです。勝利者には500万円が贈呈されるとのことなので、いったいどの選手が手にするのか見物です！

②こんなの見たことない！！試合ルール

　個性的な選手が多く在籍するDDTプロレスリングですが、その試合ルールも独特です。例えばリングの中央に布団が敷かれ、その布団でぐっすり眠らせた方が勝ちとなる試合形式があります。さらにはよくデスマッチで使用される蛍光灯ですが、蛍光灯を割った方が負けとなるルールもあったりもします。このようにほかの団体のにはない創造性豊かな試合ルールで人気を博し、今のDDTプロレスリングは新規のファンを獲得し続けています。（もちろん通常のプロレスの試合形式でも行われます。）

③特典満載！！！レッスルユニバース

　レッスル・ユニバースとはDDTグループの動画配信サイトの名称で、DDTプロレスリング、東京女子プロレスリング、ガンバレ☆プロレス、まっするの過去の試合や生中継を見ることができます。またDDTグループのチケットを先行申し込みもできます。さらに驚くことに、メジャー団体の一角であるプロレスリング・ノアの試合も見ることもできるんです！またDDTグループのチケットを先行申し込みもできます。

　さらにさらに！試合会場の受付でレッスルユニバース会員の会員証をスマホで提示すると、ポートレートやシールなどの特典グッズが手に入ります。実際に私も試したところ、THE 37KAMIINAのポートレートと、赤井沙希選手のシールが手に入りました！

　これだけの配信サービスや特典がついて月額は900円！さらに今なら今年12月まで月額無料で楽しむことができます！

さすが高木大社長！快進撃は止まりませんね！！

　以上がDDTプロレスリングのご紹介となります。業界１位を目指して選手たちの激闘が繰り広げられています。気になった方はぜひ試合会場へ足を運んでみてください！