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一度表面化した感情は、正しい方法で昇華されるまで何度でもあなたの人生に現れる。

の補足です。

↑ の記事で「間違った方法で自分の感情に向き合っても、表面的には結果が出てるように見えるけど、でも内側では悪化の一途」ってことを書きました。

間違った方法を実践している人は、必ずと言っていいほど「こんなに頑張ってるのに!」という事を言いますが
その理由は、やってるつもりが表面をなだめているだけなので、同じところをグルグル回っているだけで根本解決に至っていないからです。

*     *

また、一度「感情に向き合う」と決めて実践し始めると
未消化の感情の昇華のために現実が動き出し、その感情を再体験する出来事が実生活で起こります。

これが本当に不思議で本人が感情に対して「何があってもやり切る」と言う深い決意をした人でも「ちょっとやってみようかなー」みたいなノリで始めた人でも、決意の深さに関係なく感情の昇華の流れが起こります。
そして、一度表面化した感情は100%昇華されるまで、その人の人生に影響し続け、逃げ切れません(今生で昇華されなきゃ来世に持ち越されます)

これが怖い。
「ノリだったの!!こんなことになるなんて思ってなかった!!」と言ってももう、この流れは止められない。
だから感情に向き合うのは覚悟が必要なのです。

感情に対しては「やる」か「やらないか」の二択しかありません。
生まれると決めて生まれたら、肉体が死を迎えるまで人生が続くのと同じ。

だから「自分なりに」「出来る範囲で」感情に向き合うことも出来ない。

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間違った方法でか感情に向き合う人は、中途半端に感情の扉を開き、出てきた感情を撫で繰り回すだけ。
そこでどれだけ努力しても感情は昇華されずその感情を再体験する出来事が繰り返し、何度も何度も起きている。
で、その状況に対して「こんなに頑張ってるのに!」という発言になるのです。

私が間違った方法で感情に向き合っていた時
感情のA、B、Cなどなどといろいろな感情を再体験するために出来事が起こり続けた時期がありました。
もう、寝ていても夢の中で感情が揺らされるため
感情が揺れない時間がないほど、感情A、B、Cなどを再体験し続けるだけの毎日。
それがあまりに辛くて、それらの感情から逃げ切ろうと最大限の努力をしたことがあります。

人と関わるから、家の外に出るから感情が揺らされるんだからと
外出は最低限にして、人間関係からも距離を置いたのに
本当に予測不可能なタイミングで出来事は起こり、結局感情は揺らされ
感情A、B、Cなどを感じるしかない。
「こんなに努力して避けてるのに、なんで!!」と愕然としたことがあります。

そして、逃げれば逃げるほど、感情A、B、Cなどの感情の質が濃いというか濃密になり「前よりも悪い状態」となっている事に気づき
一度表面化した感情からはどう頑張っても逃げ切れないんだと理解して、肚を決めて感情に向き合う事に決めて、正しい方法を学びました。

感情に向き合うことを決めたクライアントさんたちも皆同じで
結局、感情から逃げ切れた人は一人も居ない。

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ノリで感情に向き合い始めたとしても、その流れはもう止められない。
向き合い始めてしまったら、正しい方法を学ぶしかその流れは終わらない。

この方も昇華されない感情を再体験し続けています。


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