収まらない怒り
どうしようもない悲しみ
どうしたらいいのか分からない焦り、不安
怖くて仕方ない恐怖・・・

などなどがある場合
「とにかく全てをありのまま、そのまま吐き出す」事が大切です。

例えば、自分が彼の親友と浮気したことで、彼氏から別れ話を切り出されたとします。
悪いのは自分、なのに自分の中には彼に対して「裏切者」「私を騙した」「最低」と思っている（胸の内にそういう言葉が出てきている）
ならば、その思いや感情を「ありのまま」「そのまま」吐き出します。
※吐き出す＝言う必要はありません。
自分の中でその思いや感情の存在を認め、そこにある「裏切者」などの言葉をちゃんと自分の心の中で繰り返すことです。

でも、頭の中では
私が浮気したのに？
裏切ったの私なのに？
最低なのは私だよね？
彼は何も悪くない
なんて思いも出てくるでしょう。
また、自分が悪いのに相手を悪く思う自分を見たくないと思うかもしれません。

でも、そんな事はどうでもいいのです。
そんな正論、逃げたい自分の言葉はどうでもいいので無視してください。
それよりも「内側にある言葉や思い」をとにかく「ありのまま」「そのまま」吐き出すことです。

とにかく胸の内にあるもの全てをちゃんと吐き出す。
徹底的に、１００あったものを０にするまで吐き出し続ける。
とにかく徹底的に。

それには時間がかかるかもしれません。
私も次男が発達障害だと分かり、投薬するかしないか、療育をどうするか？などの選択を迫られたとき、感情の吐き出しに2週間かかりました。

そして吐き出された後に残るのは本心です。
本心なんて分かって、だからなんだと思われるかもしれませんが
本心に気づくと、あの不安や恐怖、罵詈雑言の全てはこの本心に気づく為だったんだという事を理解できます。

感情に翻弄されたり、自分がどうしたいのか分からなくなった時実践してみてください。