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2023年のまとめ:今年はこんな一年でした

2023年、今年もあっという間に1年が過ぎ去っていきました。博士課程に入学したのが、まるで昨日のよう。すでに博士課程3年目になっているなんて、信じられません。1年が終わるということで、今年もまとめの記事だけは記録として残しておこうと思います。

今年は2つの目標を立てて1年がスタートしました。
一つは、「出会いを大切に。感謝の気持ちを忘れずに」
二つは、「身近な人への感謝と思いやり」

久々に1年前の記事を読みながら、この二つの目標について振り返り、私としては悔いなくこの二つを意識できた1年であったように思います。

1年前の私は、きっと多くの出会いに恵まれる1年になるということは想像はしていたにせよ、想像していた以上の出会いが多く、大変さもありつつも、とても恵まれた一年でした。

この1年は、私にとって充実した1年であったと自信を持って言えますし、私の人生において、思い出深いものとなりました。

今、こう思えるのは、この1年間が私にとって3つのフェーズに分かれていて、それぞれで、いろんな思い、気持ち、葛藤と共に、人の優しさに触れてきたからだと思うんですよね。ありがたい1年でした。

今回の記事ではこの3つのフェーズに分けて記録を残していきます。

1)博士課程の中間試験で苦労したフェーズ

2023年は博士課程の中間試験の再試験の準備からスタートしました。2022年の11月の口頭試験で再試となってしまい、それをバネに必死に勉強をし直しました。

研究と向き合い、自分と向き合い、「次は絶対に受からねば!」という強い思いが、私を突き動かし続けました。

アカデミアの世界は、不思議なもので、勉強をすればするほど、自分がより無知に思えます。

勉強をすればするほど、勉強をする必要のあることが増えていくのです。

自分の能力の限界、プレッシャー、この先の不安。

これらの気持ちを彷徨いながら、私は毎日必死でした。

この時、私の研究に関する議論に、とことん付き合ってくれた人、最後の最後まで、私を見離さず私をサポートし続けてくださった指導教官には、心の底から感謝しています。

このフェーズは2023年の1月から4月までの期間でした。4月の下旬に口頭試験を突破するや否や、一気に私の生活の色が変わっていきました。まるで、全く異なった世界に行ったかのような程、違った生活が待っていました。

さて、中間試験に四苦八苦した内容はこちらの記事でまとめておりますので、ご興味がありましたらぜひ!

2)データ収集で苦労したフェーズ

この1年間で一番新しい出会いに恵まれたのは、私のタイでのフィールドワークでした。2023年6月から8月までの期間、博士研究の一環として、タイで調査を実施し、たくさんの出会いがありました。

この出会いは、この期間で終わることのない、今後にもつながるような貴重な出会いもたくさんありました。

私の研究は博士の友人からも「データコレクション大変だね。どうやってやるの?」なんて言われることもあり、データ収集が大変な研究だったと思うんです。

ですが、この調査は、いつか社会に役に立つ日がくるという強い思いを持っており、その気持ちが私を突き動かしていました。

それに、協力したいと言って、手を差し伸べてくださった方は、たくさんいて、感謝の日々でした。

どんな日々だったのか?という点は、以下の記事でまとめております。

3)先生方からの信頼度がぐっと増したように感じたフェーズ

フィールドワークから帰ってくるや否や、私は指導教官の二人とミーティングがありました。先生方は、おつかれさま!!と、温かく迎え入れてくださり、近くのカフェでご飯をご馳走になりました。

この時、私は「あぁ、私の居場所はここにあるんだな」と、あらためて実感した時間でもありました。

その後も、私のこの先を心配してくださり、どうにかこうにか、仕事につながるような提案をしてくださることも増えてきました。

正直、大学には、私よりはるかに優秀な学生はたくさんいるわけで・・・
そのなかで、なぜ私が?と感じることもありますし、自分の力量の低さを惨めに思うこともあります。英語力も、まだまだ不十分であると感じる日々です。

ですが、フィールドワークが終わり、博士課程3年目に入るとともに、先生方が私に話を持ちかけてくださるのは、きっと、私の力を信頼してくださっているんだなと信じるべきだと感じれるようになってきました。

それとともに、先生の本音やこれまでの思い、プライベートなお話も聞かせていただけることも多くなり、指導教官との距離感の縮まりを感じるとともに、あらためて、人生のロールモデルとして尊敬できる方々であると思えています。

まとめ

今年出会った方々、お世話になった方々、この一年は私にとって思い出深い、素敵な一年となりました。

その出会いを通して、私自身とても成長できたようにも感じます。もちろん苦労も多かったのですが、その分だけ、充実感に満ち溢れた日々でした。

さて、来年ですが、どんな目標を立てましょうかね。

おそらく、大きな変化が伴う一年になるので、少し踏ん張り時な気がするんです(毎年踏ん張っていますが・・・)

これまで3年間、模索しながらも、ある程度ここなら安定して存在していられる・・・と、うっすら構築してきた、イギリス(または大学)での自分の立ち位置を、少し飛び越えてみないといけない気もしているんですよね。

まだ2024年になるまで少し時間があるので、もう少し考えて次回の記事にまとめてみようと思っています。


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