『七海ひろき クリスマスディナーショー2020』感想。

先日、人生初ディナーショーに行って参りました!
『七海ひろき クリスマスディナーショー2020』
2020年12月14日 東京會舘のお昼の部です。

準備段階からもう既に楽しくて。
ダイエットを始めたり、当日のドレスやアクセサリー類、ネイルやお化粧、髪の毛はどうしようかと悩んだり…。
もうそれなりに良い歳なので「好きな人のためにお洒落をする」行為自体が久々で、準備段階からときめかせていただきました笑

このような時期に開催していただけることに感謝しつつ、一方で刻一刻と増える感染者に開催中止の不安は常にありました。
どうか全公演が無事に開催出来ますようにと祈りながら迎えた当日。

まずはヘアメイクをお願いしていた美容院へ。
会場近くのお店だったのですが、月曜午前中と言うこともあり、他のお客さんも全員チーム七海の方でした笑
会話は憚られるので心の中で「今日は楽しみましょうね!」とご挨拶して会場に向かいました。

東京會舘の待合スペースにも、お洒落をした方が沢山でキラキラ華やか。
会場階のロビーにはお花やモニターがあり、開場前から期待が高まります。

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席にはメニュー表、消毒用アルコール、ペンライト、チラシなどがセットされていました。

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参加者が席についてペンライトに気が付くであろう絶妙なタイミングで、七海さんの声で「使うタイミングは後で教えるからね」とアナウンスが入り、「完全に行動パターンを読まれている…」と会場に笑いが。

感染症対策として、まずはお食事から。
食前酒として2種類のカクテル(アルコール/ノンアルコール)が用意されていました。

アルコール入りは「NICE KAI !!」というすみれ色のカクテル。
ノンアルコールは「伝説のN」マンゴーベースのオレンジ色のカクテル。
私はノンアルコールをいただきました。

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命名は七海さんとのことですが、サーブの方が「七海さんからお預かりしているドリンクです」と仰って、大変ときめきました。
何かほら…バーとかで「あちらのお客様からです」的な…///

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美味しいお食事を堪能して(パンもおかわりしてしまった)、いよいよショーの始まりです。
※刺激が強すぎて所々記憶が吹き飛んでいるので、配信で補完しています

セットリストは事前に公式アナウンスがありましたが、あえてほぼ予習なしで参加しました。
私は宝塚を生で観劇したことがなく、作品の知識もほとんどないので、逆に初めてが全て七海さんと言うのも貴重かな、と。

【Surprise Christmas】
七海さんの歌う『いつかのメリークリスマス』から始まり、お三方とも真っ赤な衣装と舞台メイクで登場。
宝塚のメイクって見慣れない内は少し違和感があると思うのですが、客席からの見え方だけでなく、衣装に負けない華やかさを出すためでもあるのだなあと実際に見て納得。
そして衣装自体も華やかだけど、それに負けない存在感が必要になることもわかりました。

『EXCITER!!』
伏せた目線が最高にセクシー。
手の振りもかっこいい~!

『Killer Rouge』
これが噂のKiller Rougeなのですね!
(LINE LIVEのスクショタイムで頻出するのでずっと気になってました)
そして生ウインク出たー!反則だー!と2曲目にして心の中で大騒ぎをしておりました。

これはあれですね…元ネタを知るために宝塚作品が見たくなるやつ…。
あと七海さんのイヤモニがキラキラきれいで、じっくり見たかったです。

『Joy to the World』
3人がすごく楽しそうで、見ているこちらもニコニコしてしまいました。
目線を合わせながら声を抑えて歌うところが一番好きでした。

【Dramatic Christmas】
『花に嵐』
大好きな曲なので、生歌・生バンドで聴けて嬉しかったです。
そして如月蓮さんと芽吹幸奈さんの情熱的なダンスにドキドキ///
サビの部分の振付がとても好きなので、LINE LIVEで振付講座して欲しいです。

『君に伝えたいことがある』
過去作品や舞台を見ていつも思うのですが、相手役さんに向ける優しい視線が素敵ですよね。七海さんの瞳の演技が大好きです。
芽吹さんの肩に添えられている手が、暗転と共にそっと肩を掴むことに配信で気付いて悶えました。

『バラ色の人生』
悪役ならではの退廃的な色気ってありますよね。色悪の魅力。
“もし女神がキスを拒んでも~”の手の動きがセクシー。
そしてバックバンドの演奏がかっこいい!
生バンドならではの迫力です。

【Cheers! Christmas】
ここで衣装替え。
こんなに紫のスーツを上品に着こなせる人、他にいます?
どれも素敵でしたが、個人的にはこのお衣装が一番好きでした。

そしてこの…スタイルの良さよ…!
腰の位置が高い…脚が長い…股下何メートルあるんですか…?

細身のスーツに黒シャツ、レジメンタルタイ、ポケットチーフ。
全てが完璧でした(袖口からシャツが見えなかったけど長袖ではないのかな?)。
360°どこから見てもシルエットがきれい!素晴らしい!

『Nの法則』
前寄りの席だったので、お立ち台での七海さんは配信頼みでした。
でも後ろ姿も美しいので良し!

“君の理想の男になって今迎えに行くよ~”に始まり、その後の歌詞も、これは七海さんのための曲ですか?
そして当日は角度的に見られず配信で確認した表情。
「七海さんの伏せ目国宝登録を目指す会」会員大歓喜ですよ。
ウインクまでありがとうございます死にます(早口)。

MCで七海さんが「(後方扉から登場してお立ち台に乗ったら)みんなが信じられないものを見るような目で見ていた」と仰っていましたが、そりゃあんなイケメンが目の前にいたらそうなりますよ。ファンですら目を疑う美しさ。

『HOME』
芽吹さんとのデュエットが素敵でうっとり。
ずっと聴いていたい心地良さでした。
オペラ座の怪人も観たいんですよねー。

『JUMP!』
如月さんとのコンビは本当に楽しそうで、お二人の信頼関係が見えるようでした。
ポケットに片手をつっこむ立ち姿もかっこいい…なぜあんなにポーズが決まるのか…。

『ウィスキーはお好きでしょ』
前の曲からのスイッチの切り替えがすごい。
芽吹さんの笑い声ドキドキする~お姉様に口説かれたい///
如月さんの「僕の可愛いトナカイちゃん」にしっかりときめき、これは浮気になってしまう…などと思っていたら、ラスボスが出ました。

配信でも改めて感じたのですが、「今から全人類を口説き落とす」モードになった七海さんの視線ってマジでヤバいですよね。

そしてお立ち台の開口一番に
「こんばんは、お嬢さん…」
ですよ。

こんばんは、お嬢さん…?!
いやこれは反則でしょ?殺す気ですか?
これ正面で見てた方、生きてますか?

もう声が素敵すぎて…私は元々ラジオで聴いた美声をきっかけに七海さんのファンになったので、この選曲は神としか言い様がないです。
この日はひと口もアルコールを口にしていないのに、声だけで酔いました。
あれ、私の飲み物、ウーロン茶じゃなくてウィスキーでしたっけ?何だかクラクラしますね?何でですかね???

そして最後の「…メリークリスマス」で記憶が吹っ飛びました。
しかも配信も絶妙な後ろ姿でしたけど、これ台詞の最後ウインクしてません?してますよね?殺す気ですか?!(2回目)

『FATE CITY』
きゃー、キメ顔も振りもかっこいいー!
手を顔の前から首筋通って頭の後ろに持って行く一連の動作が好きすぎる。
それなのにMCで途端にふにゃっとするのずるいー可愛いー((└(:3」┌)┘))

【Surprise ChristmasⅡ】
『君の未来日記』
ここでようやくペンライトの出番。
しかし私はこのタイプのペンラを使うのが初めてで、どうやって光らせるのかわからないという(苦笑)
あれ真ん中で折るの怖くないですか?困っていたらお隣のお姉さまがジェスチャーで教えてくださいました。
あの時のお姉さま本当にありがとうございました!

歌詞だけでなく、七海さんの表情にも優しさと思いやりが溢れている曲。
優しい先輩の表情をされている時の七海さんも大好きです。

『All I Want for Christmas Is You』
芽吹さん歌上手いーかっこいいー!
演出で中断してしまうのが本当にもったいない笑
丸々聴きたい素敵さでした!

『クリスマスキャロルの頃には』
キメキメな如月さんと、振りの真似したり妨害したり七海さんにキャーキャー言う芽吹さんが可愛い(*´ω`*)

『Burnin' X'mas』
T.M.Revolution歌ってるときのオラオライケイケなお兄様大好きです。
音域が合っているのか気持ち良さそうに歌ってらっしゃいますよねぇ。
クリスマス関係ないけど蒼い霹靂を振り付きで歌って欲しい…!

この曲はお立ち台の七海さんも見たい!でもポンポン持って踊り狂うお二人も見たい!と目が足りなさすぎました。
あとお兄様すーごい爽やかな笑顔でにっこにっこステージに戻っていらしたんですけど、あなたさっきまでお立ち台で空中にキックかましていらっしゃいましたよね?
短時間で色んな表情を見せてくださるから、こちらも情緒がぐちゃぐちゃですよ?好きです(どさくさ)。

そして配信MCで明かされるイケイケ時代のエピソード。
そんな塩対応が想像もつかないのですが、WMWの頃かぁ…いやでも作品映像見たけどかっこよかったもん仕方ないですよね。
でも私多分塩対応されたらショックで泣くので今の七海さんが良いです笑

【Christmas wishing for the future】
『未来へ』
今は不安を抱えている人も多いからこそ、この曲を選んでくださったんでしょうね。
お三方の間で交わされるアイコンタクトに、良いチームなのだなとしみじみ感じました。

『命の使い道』
DSで使われた宝塚の楽曲で、唯一知っている曲でした。
初めて見た七海さんの出演作で、私にとってすごく思い入れの深い曲でもあります。
命の大切さを痛感するこんな時期だからこそ、胸に響くものがありました。

『世界に求む』
平穏な世界を願ってこの曲を選んでくださる優しさに涙が止まりませんでした。
“たとえ今は夢のように思えても”またいつかきっと笑い合える日が来ると、心から思わせてくださってありがとうございます。

『ひとかけらの勇気』
諦めずに進んでいく勇気を与えてくれる曲。
黒燕尾でマイクを通さずにお礼を言いながら、美しくおじぎをする姿はきっとこの先も忘れないだろうなと思います。

お昼の部のカーテンコールは4回。
多分予定より多く出てきてくださったのではないでしょうか。
七海さんご自身が名残惜しそうにされていて、こちらも会場を離れがたかったです。
本当に夢のような、愛おしい時間でした。

刺激が強すぎたのか終演後はフワフワとした心地で、帰り道で逆方向の電車に乗ったり階段を踏み外しかけたりしました笑

正直なところディナーショーは敷居が高くて、申し込むのに勇気がいりました。
けれど、夢のような世界を堪能出来て、参加して本当に良かったです。
来年も開催されたら複数公演参加してしまいそう…(頑張って働きます)!

素晴らしいステージを見せてくださった七海さん、ゲストの如月さん・芽吹さん、演出・振付の風馬翔先生、SevenSeasBandの皆さま、スタッフの皆さま、ご一緒出来ましたチーム七海の皆さま、そして主催の東京會舘さま。
開催までに様々なご苦労があったかと思います。
心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

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