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【ヨガ哲学】人生を変える継続思考

こんにちは。
ウェルビーアドバイザー吉田紗弥です。

3月に入りましたが、寒い・・
でもこの暖かい春は今すぐそこまですね🌸
皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日もヨガ哲学でウェルビーイングに生きるヒントをお伝えしますね!

今から約2000年前に成立されたとされるヨガの根本経典「ヨーガスートラ」には
私たちの生活をより良くするための
ヒントやアドバイスが詰まっているのですが、
その中から一説ご紹介します。

長い間、休みなく、大いなる真剣さを持って励まれるならば、堅固な基礎を持つものとなる。

パタンジャリの「インテグラル・ヨーガ」

この一説は「継続の大切さ」を教えてくれる一説になります。

「石の上にも三年」「継続は力なり」と言われるほど、
継続の大切さは昔から言われているほど

人生を変えていくためには地道な努力が必要なのです。


だが、如何せん、

誰もが継続の大切さを頭では
わかっているものの、
自分の目標や夢をクリアできないのは


「長い間、休みなく、真剣に」という3点セットの挑戦を忘れるから。

私たちは、自分の得たい幸せを
「より短い間で、簡単に、楽に」手に入れたいと思ってしまいます。

しかし、

本当の幸せって
そんなものなのでしょうか?


例えば、登山で例を挙げてみます。

ロープウェーで登る方法。

または

自分の足で登る方法。

前者は
もちろん短時間で登り、もちろん山の景色をみて清々しい気持ちになるかと思います。

後者は

時間をかけて、
山の斜面などを登りながら、

辛い、苦しいと思いながら、

時に諦めようか、という弱い自分の気持ちに揺れ動きながら諦めずに歩き続ける。

そして息を切らして必死に登った時に見る景色。

目に映る景色は壮大で空気がおいしく、
生きていることを感じられる。
目の前に広がる世界は感動的で人生の最高の思い出になるはずなのです。

私たちは、ついつい生活の中で「継続の大切さ」を忘れて、より簡単に早く楽にを求めてしまいがちですが

本当の感動や大きな幸せは

「長い間、休みなく、真剣に」の挑戦の結果として得られるもの

なのではないでしょうか?



ここで、
私の継続によってプライスレスな日常を送ることができたお話をさせてください。

私は、以前時間の使い方に悩み、午後からお昼寝をして時間がなくなってしまい時間を無駄に過ごすという罪悪感に苛まれる・・・という毎日を過ごしていました。

問題は
「時間の使い方に問題があるのではないか」と思い立ち、

2024年1月から
早寝早起き
をしようと決断したんです。

元々、朝が苦手な私は起きても7時くらい。

それでも、朝バタバタと支度をして、朝ごはんを抜き、
家を出るという毎日を繰り返しており、
さらに何もない日は日中、眠くなり
ソファーで寝ると1時間以上寝てしまうことがありました。

なので、
2024年、目標として

5時半には布団を出て前日の記録をつける

と決めたのです。

しかし決めたはいいが、


冬の朝ほど辛いものはない・・・。

朝の暖房をタイマーでセットしても起きたら、
体は重く、瞼が開かない、やっと布団から出てカーテンを開けても
真っ暗。

ねむい、ねむいと眠気を覚まそうとも、ぼーっとしたまま午前中をすごし、

活力が湧かないままの午前を過ごすという始まり方・・。


どうにかしなければ・・・

まずは、自分の1日のルーティーンを30分単位でスケジュールを作り、書き出したのです。

朝欠かさずしたいこと、やらなければならない仕事、その中で意識することを書き出してみました。

その中で、自分1人では無理かもしれないという不安が湧き起こり、

そうだ!誰かと一緒にやればいいんだ!と

家族を巻き込むことにしたのです。

私は1年前から母とオンラインで週一に10:00から1時間ヨガレッスンをしていました。

その後父も一緒にやるようになり、時間を早め、7:00にしました。


そして今回2024年1月から
さらに、早寝早起きを無理矢理に組み込むべく、
レッスン30分を週2回にし、
スタート時間を6:30からにしたのです。

早いなぁ・・とは言われたものの、
一緒に朝活をすれば1日が変わる、
いや人生が変わる!!

と一緒に頑張ろうといきごみスタートさせました。

しかし、決めて始めたはいいが、

いざ始めると、パジャマ姿の両親が眠そうに、だるそうに参加。

こちらも眠いので、やる気が起こらなかったり。

最初は違和感だらけ、そして慣れない朝の辛さで

「これ続くのかな・・・」
「しんどいなら寝た方がいいかも」がよぎるようになります。

しかし早起きをするという、アンテナを張っていたせいか、

YouTubeを見ていたら、

あるヨガの先生が起きる直前に布団の中でやるポーズを見つけて実践したり、

図書館で本を借りると、睡眠の質を高めるため、たんぱく質が大事だと書いてあり食事を変えてみたり

さらに、続けると、夜の過ごし方も変え、夜にかけてやることを朝に回したりすると、
朝全部やらなければならないので朝の集中力とスピードも変わっていきました。

そうすると、次第に5時半に起きるのが当たり前になり、

寝坊しても6時、と当初より1時間以上早く起きることで

日々の行動量とスピードが上がり、

5時半に起きて日記を書くというのが当たり前になり、

「やらないと気持ち悪い」、までレベルアップしてきました。

そして、7時に起きてバタバタしていた朝も、
丁寧な朝のルーティーンに変わっていったんです。

そして心なしかやはり体が軽い!

さらにあんなにヨガを軽視していた父が最近太陽礼拝を1人でやるようになった
自分以外にも、早起きのメリットを感じることができたんです!

お昼寝ばかりをして時間の使い方に悩んでいた当初から、

約3ヶ月。

家族を巻き込み、早起きにチャレンジした中で、
やはり「継続の大切さ」を知ることができました。

私たちは、常日頃、
どうしても自分の幸せや目標を、
より簡単に、楽に、早く
求めてしまいがちです。

けれども
その継続を挑戦した結果として揺るがない、
人生を変える大きな幸せを手に入れることができるはずです。

まるで、どんな険しい山道も自分の足で、一つ一つ登り、山頂から美しい朝日を見る登山家のように、

私たちも長い間、休みなく、強い真剣さを忘れずその挑戦を続け

確固たる幸せを手に入れることにしましょう!







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