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「キッカケ」をつかみたい あなたへ。

はじめに

こちらのnoteは、3月27日に発売された、ponpocoさんの新刊『66歳、まずやってみる。』のブックレビューです。

扶桑社  『66歳、まずやってみる。』 

著者さんとの出会いはこちらのnoteをご覧ください。


著者のponpocoさんからご恵贈いただくと共に、出版社からの依頼をもとに記事を作成しています。ご了承のほど、よろしくお願いします。

さて、本題に入りましょうか。

『66歳、まずやってみる。』は、整理収納、シニアライフ、終活に興味を持っている方へオススメしたい本です。

読むと得られるヒントが3つあります。

  1. モノを減らして、自分と家族を大切にする生活

  2. ミニマリスト(最小限主義)とマキシマリスト(物持ち)との共存について

  3. 60代、元気なうちにやっておいたほうがいいこと

わたしは44歳、母は69歳。母とシェアしながら読みました。母いわく、「文字は大きめだから読みやすいね」とのことです。母は老眼ですが、読めました! シニア世代を意識して書かれた本なのでしょう。

母は、タンスの整理について書かれたP.118〜120を参考にしたそうです。なぜなら、ちょうどタンスの処分を進めていたからです。洋服や小物は折り合いをつけて、サクサク捨てていた母。困ったのは着物です。この本を読んで、着物を「あげる・格安で売る・リサイクルに出す」の3つに分けて決断することができました。

わたしは、モノの選びの参考にしたのはもちろんのこと、美しいキッチン写真、盆栽、ご主人(夫)の秘密基地にうっとりしました。

そして、共通点も見つけました。

著者のお母さまであるponhahaさんが一貫して伝えたいたのは、「終活で、やみくもにモノを減らすのではなく、家族と心地よく暮らすために家を整える」という考え方です。

もしかしたら、このnoteを読んでいる方はピンときていないかもしれません。終活やSNSのミニマリスト界隈をのぞいてみると、どんどんモノを減らしていく人たちが目に入るからです。

ponhahaさんは、持ち物は少なめながらも、食器棚や婚礼タンスの半分をリメイクして使うなど「暮らし」を愛でる人でした。ただ、やみくもに減らすのではなく、きちんと選んで、その「モノを愛せるか」「自分を含む家族が快適に暮らせるか」に目を向けていました。

ponhahaさんは、ご実家の片付けにご苦労されたそうです。子供たちに負担をかけたくないからこそ、50代から少しずつモノを減らしていったのでしょう。

読んでいて「参考になったところ」と「実際に生活に取り入れたところ」もご紹介させてください!

「モノ選びは、使い勝手と見た目の比率を7対3くらいにして、使いやすさを最優先に考える」
「お酒を飲みたい気分になった時は、りんご酢を炭酸水で割って飲む」

『66歳、まずやってみる。』より


参考になったのは、モノ選びにこだわりすぎないところです。モノを減らしていくと、モノが際立ちます。そうすると、より良いものを置きたい気持ちが高まってきます。モノを選ぶときのハードルが以前よりも上がってしまうんですよね。そして、より慎重になります。どこかで折り合いをつけることが大事だと改めて思いました。

実行してみたのは、リンゴ酢の炭酸水割り! 美味しかったです。

また、実行できなかったところもあります。わたしの母は、東北地方の秋田市在住です。雪深いところで暮らしているため、ドレープカーテンは窓からの冷気を防ぐために必須アイテムです。そのため、ドレープカーテンを無くすことはできませんでした。

住んでいる地域や、ライフスタイルが違いますから、本で書かれている全てを実行するのは難しいでしょう。

本は一時的に行動するためのエネルギーをもらえるキッカケに過ぎません。大事なのは、キッカケをもとにして行動に移すことです。

もしも、あなたの中に「片付けたいのに片付けられない」「年齢的に終活を意識し始めたけど、何から手をつけたら良いのかわからない」そんなモヤモヤが常に頭の中にあるなら、本書を手に取ってみると良いかもしれません。美しいキッチン、欅のテーブル、お手入れされた盆栽、ご主人さまの秘密基地に触れるだけでも、癒されます。

最後に、補足です!

著者のponpocoさんから、「神崎さんいつもわたくしのブログを読んでるし、Amazonにレビューを書くし、ファンなのね。春に発売する2冊めの新刊を差し上げてもよくってよ!」と言われ、このnoteを書くに至りました。(お嬢さまふうに改変しています)笑。

今回、初めての献本体験でした。そのため、何をどうしたら良いのかず、相談をしました。


ことばと広告さん、伊藤翼さん、ご協力ありがとうございました。

長くなりましたが、

整理収納、シニアライフ、終活に興味がある方、『66歳、まずやってみる。』ぜひお手に取ってみてください。

おわり。

SNSの世界って、主婦は人気がないと思うのです。わたしのサポートをして、あなたに何のメリットがあるでしょう? だからこそ嬉しいです。ムダ遣いせず、大切につかわせていただきます。ありがとうございます。