谷村さやか

自由でいられる場所を探して生きてきた31歳・会社員/お喋りが苦手なので、書きことばで頭…

谷村さやか

自由でいられる場所を探して生きてきた31歳・会社員/お喋りが苦手なので、書きことばで頭と心を整理する日々のこと。生き方や考え方、人間関係に関するエッセイが多め。芸術分野や名前についても書いていきたい。/読んだ人が「気楽に生きよう」と思ってくれたらうれしいです。

最近の記事

ようやく出産が怖くなくなってきた(予定日まであと16日)

今日も昼間に40分ほどの散歩。少し前よりスイスイ歩けるようになって楽しい! 昨日行った37週の妊婦健診では、久しぶりにきちんとエコー画像を見せてもらえた。この時期から出産までの流れも説明してもらえて色々と安心。9月の1ヶ月間見てもらった先生は、ほとんどエコー画像を見せてくれなかったり、説明もあまりなかったのでなんとなく不安になって曜日を変えたのだ。 推定体重や成長度合いも問題なく、出産に向けた母体の状態も程々で良かったのだけど。ひとつ発覚した懸念点が「赤ちゃんの首にへその

    • いまはなかなか見られない、少し暗い料理番組

      小学校の頃から、学校を休んだ日には決まって料理番組を見ていた。 「なんとなく行きたくないなー」の日も、熱があって食欲がない日も。 特に好きだったのは、CATVでやっていた「料理大学」。辻調理師専門学校の講師が、ものすごく手の込んだお菓子やパン、フレンチ、和食などを作っている番組だ。視聴者がそれを見て同じものを作れる可能性は低く、一般的な料理番組のような明るい雰囲気もあまりない。どちらかというと静かで淡々としていた。(ライティングすらも少し暗かったような) 料理がおいしそ

      • 話し下手は、育児で改善されるのか?妊娠9ヶ月で考えていること

        私はアウトプットがあまり得意じゃない。特に、口でのアウトプットが苦手だ。 自分でも不思議だけど、同じ話を聴いて相槌を打つのにしても、口よりも手(特にパソコン)から出て来るものの方が良い反応ができる。 私が生まれたのは1989年。 小学生くらいになると「家にパソコンがある家庭」がだんだん増えてきたり、パソコンの授業が始まってきた年代だと思う。 その頃我が家にも、ノートパソコンがやってきた。タイピングゲームをしたり、当時流行っていた「ポストペット」を使ってメールをしたり。

        • 生きる軸を見直す(産休中ミッションの経過)

          引き続き、自己分析のような投稿が続きます。 31歳(10月で32歳)、第1子妊娠中に考えていること。思ったことをどんどん書き足しているので、正直公開して人に見てもらうものではないのですが…。 生活の中で大切にしたいこと・心穏やかでいる時間をできるだけ多くする ・子育てだけじゃなく、自分の時間をきちんと取れる環境を作る ・心に残る体験をたくさんする  ⇨それをきちんと残しておく術を身につける(写真/日記/絵 等々) ・死ぬまでにピアノ協奏曲を弾くために、ピアノを弾き続ける

        ようやく出産が怖くなくなってきた(予定日まであと16日)

          産休中にやりたいこと

          いま、第一子を妊娠中のわたし。産休前の最終勤務は9/6の月曜日だ。 すでに有休を消化していて産休に片足をつっこんでいる感じだが、産休中の過ごし方を考えようと思う。 まだまだ増えるかもしれないけど、一旦思いつくことを更新。(初回9/2) 出産・育児関連1. ベビー服の水通し 完了!   ⇨9/7 ベビー服・おくるみ・枕・フィッティングシーツ完了    9/21 シーツ類アイロン完了 2.ラック内の掃除・整理 ほぼ完了! ・ベビーベッドが届いたら下に入れるものはまとめておく

          産休中にやりたいこと

          30代はどんな顔になれるだろう

          今日は東京オリンピック開会式の日。ぼんやりとしていて実感がない。 というのも、半径1.5km圏内から外に出ない日が続いているせいか物理的に自分の近くにある出来事しか "実感できない" 体になっている。 昨年から、会社にも月1回しか出社していない。自分の仕事はしているけど、部署の人たちの忙しさや会社全体の雰囲気なんかもあまり掴めなくなってしまった。 正直なところ、マイペースで仕事ができて楽なんだけど「会社員としてこれでいいのか…?」と思ったりもする。気疲れしなくてストレス

          30代はどんな顔になれるだろう

          ミニマリストに憧れるけど、一生なれないんだろうなぁ

          ミニマリスト = 物が少ない人、とするならば。なぜなら、わたしは物や場所に意味を持たせることで行動ができているから。 部屋の中で、「ここは○○する位置」って決めてる人、どれくらいいるんだろう。 その中でも、 ①ひとつの位置にマルチな意味を持たせるタイプ②ひとつの位置に固定の意味を持たせるタイプ に分けられるとおもう。 ①のマルチな意味を持たせるっていうのは、例えばソファっていうお気に入りの場所があるとして。そこで食事もするし、スマホもいじるし、テレビも見るし、読書も

          ミニマリストに憧れるけど、一生なれないんだろうなぁ

          心のトゲを抜く前の穏やかな日常

          映画を見た。わたしと同じ30歳の映画監督、中川龍太郎さんの「四月の永い夢」。恋人を亡くした27歳の女性、滝本初海の物語だ。 3年前に恋人を亡くした27歳の滝本初海。音楽教師を辞めたままの穏やかな日常は、亡くなった彼からの手紙をきっかけに動き出す。 元教え子との遭遇、染物工場で働く青年からの思いがけない告白。そして心の奥の小さな秘密。 ――喪失感から緩やかに解放されていく初海の日々が紡がれる。 (四月の永い夢 公式サイトより) 初海の、落ち着いているのに幼さが抜けないところ

          心のトゲを抜く前の穏やかな日常

          飛行音がうるさい家に親近感を感じる

          あるアイドルに対して、リモートならではの好感を持った。「家の環境音が似ている」のだ。 グループの動画配信を見ていると、ひとりだけよく外の音が入る子がいた。たぶん、飛行機の音。電車の音でも車の音でもない、窓をぴったり閉めても聞こえるあの轟音だ。 そこから一気に親近感が増した。 わたしの実家がある地域は、頻繁に飛行機が飛んでいた。米軍機の訓練飛行ルートだったから。 外で遊んでいるときに飛行機が頭上をとんでいくのが当たり前だったし、通過中は声が聞こえないから授業を一時中断す

          飛行音がうるさい家に親近感を感じる

          「自分らしさ」を使い分けている

          きのう、久しぶりに仕事をしている "瞬間" が楽しかった。 「結果が出て楽しかった」とか 「後から振り返ると楽しかった」とか でなく。 わたしは宣伝活動を担当する部署で、販促物の内製や外注制作管理なんかをしている。その業務の一環で、制作に使う写真のレタッチを自身でやることが増えてきた。 これが、とても楽しい。 写真撮影自体は、やり直しがきかないプレッシャーなんかもあって苦手意識があったけど、レタッチは出てきたものきれいにする作業。ちょっとしたことで劇的に印象が変わるのが

          「自分らしさ」を使い分けている

          アイドルオタクに「かわいい人が好きであること」は重要じゃなかった

          わたしは人並みかそれ以上くらいにはアイドルが好きな方だ。 女性が好きなアイドル筆頭の"ジャニーズ" にハマり出したのは20代後半になってからで、それ以前はもっぱら女性アイドル。昔からずっと「かわいい人が好き」だった。 ただ、アイドル好きとして約20年生きてきて、気付いてしまった。はじめに「かわいい」もしくは「かっこいい」と感じた人への想いが、見事なまでに長続きしていないことに。というか、第一印象があまり記憶に残っていない人こそ、ものすごく好きになっているのだ。 ◇ た

          アイドルオタクに「かわいい人が好きであること」は重要じゃなかった

          ものの輪郭を感じることが好き

          とても好きなアーティストがいる。宮永愛子さんと、名和晃平さん。この2人に共通していると感じるのは、"変化" と "輪郭" に焦点をあてた彫刻作品をつくっているところ。 宮永愛子さんは、「芸術と科学のあいだ (著・福岡伸一)」を読んで知った。 作品の大きなはテーマ「変化」。ナフタリンという物質を使って、"変化しながら在り続ける" ことを表現している。 (※ナフタリンは、防虫剤によく使われている。タンスに入れるタイプの、袋がいつの間にか空になっているあれだ。固体から液体にな

          ものの輪郭を感じることが好き

          じぶんを疑い、他人の悪いところに気づけない人

          仕事でミスをしないようにするのは得意だけど 気づくのがとても苦手だ。 きのう、手分けして数字の入力をしていた。 元々は凡ミスが多いタイプなので 入力するところ以外が見えないようにしたり 確定前に毎回確認する。 結果、仕上がりの精度はまわりに比べて高い。 ただ、何かに気づく能力がとても低い。 打ち込む前のデータに不自然な空白があってもスルーしてしまったり、「あ、こういうもんなんだな」と受け入れてしまう。 じぶんのことはすごく疑うけど ほかを疑うという概念が希薄らしい

          じぶんを疑い、他人の悪いところに気づけない人

          ドロドロした気持ちの時、アイドルを求めてしまう癖

          じぶんの中に明るいトピックがない時、ついアイドルを追ってしまう。もっと言葉を選ばずに言うと、気持ちがドロドロしているときに、アイドルにのめり込んでしまう。 これは新卒の頃からの癖だ。分析すると、理由はおそらく3つある。 ◇ 1.黒い気持ちから逃避したい放っておくと、じぶんの黒い気持ちとばかり仲良くなってしまう。それが解決に向かう内容ならもちろんいいんだけど、不毛な向き合い方をしてしまうタイプなのでよくない。 無理やりにでも明るいもの、キラキラしたものを見て、このドロド

          ドロドロした気持ちの時、アイドルを求めてしまう癖

          30代になったら生理の辛さが変わった

          タイトルのとおり、30歳になってみたら生理含め身体の面で変わったことがあった。けど結果「20代よりも生きやすいな!」というところに落ち着いている。漠然と不安がある方へのサンプルになればいいな。 --- 去年の秋、30歳になった。 もともと声も低めで、「安定感」が取り柄だといわれるほど感情が表に出にくいタイプなので、"30代" というひびきの方がしっくりくる。 特に20代の前半は、「20代から30代になるときは何かが大きく変わのでは・・・」と漠然としたイメージがあったけ

          30代になったら生理の辛さが変わった

          "成長"という言葉がこわい

          どういう意図をもってそのことばを選んでいるのか、ということをよく考える。 たとえば "成長"ということばは、わたしの中では「感情的なことば」に分類される。しかも、かなり力が強い位置にある。 特に、対大人では 「だから成長しないんだよ」 「圧倒的成長!」  みたいなシーンで使われがち。 客観的な、何かができるようになった事実というよりは、精神面な面もしくはトータルで見た上で、やや個人的な尺度でジャッジしているというか…。 そのことばしかピッタリハマらないことはもちろ

          "成長"という言葉がこわい