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SDGsの今:目標⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに

PRディレクターのさやです。

今日は,SDGsの今:目標⑦「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」についてです!

目標⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに

目標の通り,この分野においては大きく2つの柱があります。
①エネルギーをみんなに届けること
②エネルギーをクリーンにすること

です。この2つは密接に関わっている問題ですが,最初はわけて考えるべきでしょう。

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photo by UN Photo/Kibae Park
Emissions at a manufacturing complex in Toronto, Canada. (file)

①エネルギーをみんなに届けること

日本にではおおよそ電気のスイッチを押したら電気がつくこと,コンロをひねったら火がつくことは当たり前でしょう。しかし,世界にはまだ電気やガスが自由に使えない場所がたくさんあります。そのような場所では,料理の時には薪から火を起こさなければなりませんし,電気がないということは日が沈んだらあたりは真っ暗で勉強や仕事をすることができなるということです。薪をつくることは森林伐採にも繋がりますし,煙は大気汚染になります。また,室内に有害物質が籠ることで健康を害したり命を落としてしまう人が多いのです。

②エネルギーをクリーンにすること
こちらのほうが馴染みがあるかもしれません。今世界で使われているエネルギーの約75%が石油や石炭などの化石燃料によるものです。これらの資源は有限で温室効果ガスなどのもととなり環境破壊に繋がっています。いまエネルギーがない場所へ,これらから作ったエネルギーを利用するシステムを構築したとしても更なる気候変動を助長することになり,望ましいものではありません。

なので,エネルギーをより効率的に使うこととと,再生可能エネルギーを増やすことが重要です。なおかつ,途上国の人々も利用しやすいように安価なものでなければなりません。

最新の状況

持続可能なエネルギーに関する取り組みはまだまだ拡大が必要で,7億8900万人が電力を利用できていないという状況を変えなければなりません(2018年時点)。また,新型コロナウイルスによって浮き彫りになった大きな問題の1つが病院などの医療施設に電気が通っていない国が多いことでした。電気が通っていたとして,安定しなかったり非常時用に電源が確保されていないなどの問題があります。一刻を争う事態の中で,安定的な電力がないという理由が生死を分けている可能性があるのです。

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まとめ

今日は目標⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに,についてまとめました。SDGsはそもそも「つづかない地球」を「つづく地球」にするための取り組みとも言えます。今のままの経済発展や資源の乱用を続けていると,地球環境が破壊されて,安全に住み続けることができないからです。エネルギーもまさにつづく地球にするための最も重要な項目の1つで,地球の有限な資源を使って地球環境を破壊するというなんとも乱暴な使い方を人類をしてきました。地球と人類にとって等しく優しく,持続的なエネルギーの使い方はどのようなものか,模索が続いています。今日もご精読いただきありがとうございました。











photo by United Nations
UN campaign empowers kids to take climate action and protect the planet.


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