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海外協力隊活動日誌🇩🇴87日目「合格発表から1年」

今日の振り返り

水曜日なので、寄生虫学と一般生物学の日。
寄生虫学のプレゼンはシャレが効いてきて、
今日はお医者さんごっこみたいでした。
診察の様子、病気の説明、予防法、対処法、医者と患者になりきって説明する。
なかなか面白い授業スタイルで、まだドミニカ共和国で病院に行ったことのない私としては、こんな感じなんだ、とかなり勉強になった。

にしても寄生虫って気持ち悪いし怖いや。

朝ごはん

朝ごはんを食べているといきなり笛の音。
審判とかが吹くあの笛の音。

避難訓練の日らしい。
となりのハイチがよく震源になるみたいで、
ドミニカ共和国にも年に何度か地震が来るみたい。
でも少しだって、教えてもらいました。

日本とは全然違う避難訓練。
日本は命の危険があるからかな?
迅速に、話さず、人員確認!って感じだし、
子どもたちにも「おかしも」とか
教えてるくらいな感じ。

私の都道府県は防災頭巾とかもあるくらい地震警戒ちゃんとしていて、結構ちゃんと授業でもするくらいなんだけどなぁ。

勤務校で防災訓練の日にやってた防災の授業用のワークシート
「あなたなら何を持って逃げる?」


ドミニカ共和国の防災訓練は
笛の音で避難
特に人員確認等はなし(大学は。隣の小学校はしてました)。
話していてもOK
避難先はここで本当にいいのだろうか?っていうくらいの場所。

日本ならこの避難場所はダメだな。
広いグラウンドに逃げるのに……

避難してきた大学生
隣の小学校の避難訓練
避難先の裏門前

一般生物学は細胞構造の話。
みんな絵上手。
大きさや個数はともかく形や性質を知ることは大事。
いい授業でした。

細胞
お昼には野菜をください
切実


お昼を食べて
CP(カウンターパート)とスケジュール作り
やっと週間予定が完成。
明日は学校見学ないので来週月曜日から本格始動。嬉しい。

cronograma

スケジュールにも組み込んでくれたのだけれど、
Folcklorを活動の一環として覚えることに。
ありがたし。
日本でちゃんと広められるように頑張って覚えます。

メレンゲ バチャータ サルサ バンブー

コロンビアの子たちと一緒にダンス
ダンスへの熱はコロンビアもドミニカ共和国も一緒みたい。
楽しかった!

ダンス

帰って洗濯物をして、
今日は雨が降ってきたのでランはなし。
2時間踊っても動き足りていないな。

明日は初めての会議。
どんな話題なんだろう。
ドミニカ共和国の話し合い。
どんな感じで進むんだろう。
ワクワクがいっぱいだ!

明日もがんばる!


合格発表から1年

今日2023年10月25日は
2022年度春募集2次試験の合格発表から丁度1年の日。

1年前の今日、
私は日本の所属校に勤務していて、
定時もすぎたはずなのに、
まだ学校で作業していたな。

職員室で発表を見て、
たくさんの先生に祝福してもらって、
でも3月の離任式まで児童には内緒にしなくてはいけなくて、
来年も担任の先生になって!っていう子どもの声を、それはできないんだ、ごめんって言えなくて苦しくなる日があったなぁ。

2年海外にいく!ってなって、
いつも以上に、学校での時間を、子どもたちとの時間を大切にしよう!ってなったし、
教材研究にもより力を入れるようになったし、
時間を有効的に、使えるようにもなった。

私が海外いくことで、
たくさんの人に迷惑もかける分、
自分にできることを頑張ろう!
助けてくれた人に感謝しよう!
っていう気持ちも大きくなって、
それまで以上に人との関わりを大切にできた。

あの時一歩踏み出せた自分を褒めたい。

怒涛の1年だった。

新しい出会いがたくさん合って、
新しい自分にもたくさん出会って、
色々な考え方に触れて、

久しぶりに簡単にできるようにならないもの(スペイン語)に触れて
できないっていう苦しさも
できるようになりたいのにっていう歯痒さも
わからない子の気持ちがよく分かった気がする。

一生懸命な子には今まで以上に優しくしよう、
声をかけよう、一緒に頑張ろう。
そして何よりたくさん褒めよう!

協力隊を志して、協力隊になって、
得たものがありすぎる。
大きすぎる。

仲間との出会いに感謝して
今ある幸せを噛み締めて
毎日少しずつ
その日にできる最高のことをやっていこう。

協力隊っぽいが悪口に聞こえたり、
所詮ボランティアなんだ……と思い知って悲しくなる日もあるけれど、
それでも、何か少しでも私という存在が
ドミニカ共和国の人に影響を与えられたらいいな。

一年前、こうして合格通知が届いてはじまった。
この日に感謝を。

#いつか世界を変える力になる

人生って面白い

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