今日の気持ち/20240124

能登半島地震で孤立した集落の人々が、自分達で重機を動かし、道路の応急復旧工事をしたとの記事を見ました。

「今回はたまたま、重機と運転できる人がそろっていたからできた」とのことですが、技能のある人は、このような非常時に大変にありがたい存在となります。

重機の運転とまではいかなくても、車を修理できる人、家を直せる人、機械を動かせる人、料理ができる人、服を直せる人など、技術を持つ人達は、困った状況に自分で対応できる場合があるわけです。

非常時に役立ちそうな技術を持たない自分を省みます。運転免許証を取っておくべきだったのかもしれませんし、料理教室に通っておくべきだったのかもしれません。しかし、かなり不器用な自分には、それら技術の習得が容易にできる気がしません。容易でなくとも努力して身に付けるのが自分のためである、と言われるならばそのとおりなのですが……。ここで口ごもってしまうくらいに、できないことというのも、人にはあるのです……。

これから運転免許証を取りに自動車学校に通うのは、年齢や視力の点から現実的ではありません。ならば料理を……。人に食べてもらうような物は作れないとしても、自分の空腹は満たせるくらいの料理を……。作れるように……。簡単に断言できないほどに、人にはできないことというものがあるのです……。

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