久しぶりのnoteです。
11月は紅葉を見に行ってきました。

子供の頃にはアイディアとして「紅葉を見に行く」なんてアクティビティはなかったのですが、そう思うと大人になったなあという気がします。

空の青と重なる紅も、水面に浮かぶ紅も
絵の具では出すことのできない美しさがありました。

この日は少し風があり寒かったのですが、冷たい風と眩しくて暖かい日差しの中で歩く紅い路は少し浮世離れしているような特別な空間でもありました。

ものを見る時、「絵で描くならどうしようか」と常に考えているようです。
画材は？大きさは？色の重ね方は？
常に問います。絵描き故の、職業病というやつでしょうか。
常に、身の回りのものから学ぶな、と感じます。

光の反射、揺れる水面、葉の掠れ合う音…あらゆる偶然の重なりがこんなにも美しい、ということに、何も考えず身を預けられることは幸いであると感じている今日この頃です。

紅葉を見に行った日からから少し経って、私の住んでいる地域ではもう雪が舞うようになりました。ストーブを出し、お湯を沸かしてホットドリンクを飲む、という時間が増えました。

だんだん冬めいてきて、年末という言葉を聞くようになりましたね。
なにかと忙しない時期になりますが、どうぞお風邪を召さぬようにご自愛くださいね。

それでは、また。