紗綾

絵を描きます。仕事、または好きなもの。自分と身の回りのことについて。

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絵を描きます。仕事、または好きなもの。自分と身の回りのことについて。

最近の記事

泥団子をつくる

クリスチャン・ボルタンスキーはフランスの現代アーティストで、大変お恥ずかしいことに私はお名前だけは存じていて直接作品を拝見したことはまだなかったのですが。 数年前にTwitter(現X)のタイムラインで見た彼についてのつぶやきがずっと記憶に残って離れません。 彼は体調が悪い時期に泥団子を作り続けていたそうです。4年間で計3000個になったそうな。googleで調べてもこれという出典が見つからないのですが、どうやら展示のパンフレットにさらっと書いてあったようです。 でも私に

    • 「ウミネコ童話集」挿絵のおはなし

      1月もあっという間に過ぎていきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 早速ですが今回は作品のお知らせです。 この度、ウミネコ文庫さんの童話集の作品に挿絵をつけさせていただきました。「動物たちの夜」という作品の作者様、カルフォニ村さんからX(旧Twitter)でお声がけいただいたという経緯があるのですが、お声がけいただいた際は本当に嬉しかったです! カルフォニ村さんの美しく不思議な作品はこちら カルフォニ村さんの作品はお声がけいただく前に読ませて頂いておりまして、自分の世界

      • 芸術家の生き方

        私の大好きな脚本家であり映画監督のマーティン・マクドナーの最新作映画「イニシェリン島の精霊」の2回目を観ました。 そういえば、ブルーレイってもう出てるんじゃない?と急に思い出し、購入。監督長編映画第一作目の「ヒットマンズ・レクイエム」以来のコリン・ファレルとブレンダン・グリーソンの共演だという知らせを見た当時は興奮が冷めずずっと公開を楽しみにしていた作品でもありました。 ちなみに「ヒットマンズ・レクイエム」はこれまで私が一番好きな映画だったのですが、2作目の「スリー・ビルボー

        • 秋と冬の間で

          久しぶりのnoteです。 11月は紅葉を見に行ってきました。 子供の頃にはアイディアとして「紅葉を見に行く」なんてアクティビティはなかったのですが、そう思うと大人になったなあという気がします。 空の青と重なる紅も、水面に浮かぶ紅も 絵の具では出すことのできない美しさがありました。 この日は少し風があり寒かったのですが、冷たい風と眩しくて暖かい日差しの中で歩く紅い路は少し浮世離れしているような特別な空間でもありました。 ものを見る時、「絵で描くならどうしようか」と常に考

        泥団子をつくる

          秋と、1日

          色が変わる風景、時間の過ぎ方の変化に秋を感じる今日この頃です。 今日は5時半~6時頃に朝日が昇ったのを見ていましたが、風は冷たく、光は美しく、素晴らしい1日の始まりでした。 お休みの日にIKEAに行きました。最近めっきりおしゃれをしていなかったのですが、体調が比較的良好で身だしなみを整えて外に出ることができました。 寒くなってきたこともありスローの購入が目的でしたが、結果的にアロマキャンドルとイミテーションフラワーも追加購入しました。 キャンドルは3種。 スパイシー系の香

          秋と、1日

          仕事時に癒されるモノ

          私は家で仕事として絵を描くという時間があるのですが、メンタルを患ってからその時間を切羽詰まった苦しい時間にするのではなく、癒しさえあるような気持ちの良い時間にしようと心がけるようになりました。 それをコンセプトにいきついたものは「癒し」は4つあるのですが、そちらを今回はご紹介させていただきたい思います。 1.万年筆とインク 私は色が好きです。それにはモノトーンも含まれますが、カラフルさが元気の源です。万年筆はプレピーなども合わせて何本か持っていますが、それぞれに色々な色を

          仕事時に癒されるモノ

          私と、絵を描くということ

          私は美術大学を卒業してから本格的に絵を描き始めました。 卒業して約1年後に、画材をアクリル絵の具から岩絵の具に変え日本画を描き始めました。 日本画を描き始めて持っていた制作のテーマは「光と影」でした。 普遍的な人の心の傷や痛み、それに共感し得る人間の美しさ。 分かり合えなくとも、同じであることの人間の尊さを表現していました。 時たま「鈴木さんの絵は怖い」「暗い」とご感想を頂くこともありましたが、一線で活躍されているアーティストさんたちにも恐れ多くも良い評価を頂いたり、アワ

          私と、絵を描くということ

          香水 | versatil paris

          versatil parisのギュルドボワ(hangover/二日酔い) オイルロールオンのextrait de parfum 少し酔いが残った頭で楽しかった昨夜を思い出すような香り。もう飲まないぞ…と思いながら昨夜の思い出を夢のように楽しむ。 とっても良いです。寒い季節、コートを着て…香ったらすごくいいと思います。そしてコートの内ポケットからもさっと取り出せるサイズ。 心地いい香りです。早速つけてみてますが、いい香り過ぎて自分から香る香りに集中してしまう… 甘い香りの中

          香水 | versatil paris

          about me

          はじめましてこんにちは。鈴木サヤです。 東北で絵を描いたりしています。 2018年頃まで日本画で東京、横浜、大阪、京都にて作品発表を行っていました。テーマの支柱は光と影。人間の抱える普遍的な傷と、それに共感し得る可能性について、その美しさを描いていました。 挑戦中、あるいは今後したいこと… ・レターセットなどのステーショナリーデザイン ・児童文学 ・ブース出展 ・やっぱり絵画 noteでは絵のこと以外にも好きなことや日常なども綴っていく予定です。 好きなインクやノートとい