【ざっくり農業☆】化成肥料と有機肥料

※このブログは農家の嫁(会社員なので農業はしていない)が旦那の言葉を理解するために、疑問に思ったことをかみ砕いて、小学生レベルの文才で執筆しています。読みやすいを意識して、短くまとめてるつもりです!


有機有機、、化成化成、、旦那が言っているけど理解できない!

と言うことで今回もざっくりと!土の中の動きについて紐解きます

1、生き物には微生物が必須!!
土壌や、私たちの体の中には、数多くの微生物が住んでいます。

土は1gの中に1000個くらい含み、人間においては胃から腸にかけて500兆個も微生物がいます。

ちょっとよくわからなくても良いです。やばい数、居ると認識してください。

胃や腸にいる微生物は私たちが食べたものを分解して、人間の体に取り入れるサポートをしてくれています。

土壌中の微生物も同じで、土にある有機物を分解し、無機物にしています。

植物の根っこは微生物の活発な働きにより無機物を吸収し、生きることが出来るのです。

※微生物とは、目に見えないような微細な生物の事を言います。

主に、細菌や、酵母、かびの事を言い、乳酸菌や大腸菌なども良く聞く微生物の一つです。

本当はきちんと細分化すべきですが、ここではざっくりと!

2、肥料と微生物はどう関係するの?
植物は土の中の栄養素を吸って大きくなります。しかし、吸われ続けた土はどうなるでしょうか?からっからの痩せた栄養素の無い土壌になってしまいます。

そのため、人の手により土壌を栄養満点にしてあげる必要があるのです。

タイトル通り、肥料には有機肥料と、無機肥料があります

ざっくり分けると下記のようになります

有機肥料

牛糞や、鶏糞、油粕や草木など、植物・動物から由来するものになります。

有機肥料を生成するには発酵・乾燥・消毒

などの手間がかかります。

値段は無機肥料よりも高めです

窒素・リン・カリウムなど含みますが、ばらつきはあり。

無機肥料

鉱物を分解して作ったものや、化学合成をして作ったいわゆる化成肥料の事を言います。(無機肥料は大体が化成肥料と言われるものですが、上記の通り鉱物分解などもあり、100%ではありません。ただここでは、ざっくりなので無機肥料=化成肥料とします)

ぎゅっと濃縮して作られているので、何をどのくらい含んでいるのかがわかり易く、扱いが割とイージーです

安価です

********************

こんな感じに分けられます。

冒頭で、微生物は有機物を分解して、無機物にし植物が吸収するのを手助けしていると言いました。

有機肥料は微生物により分解されてから養分に変わるため、即効性はありませんが、土壌中の微生物の働きを活発にして、土の中を豊かにしてくれます。微生物により分解されなかった有機物の一部は、土の中に残り団粒を作り、土の保水性や通気性などの力を高めてくれます。

一方、無機肥料は水に溶け込むことですぐに植物に吸収され、即効性は高く、効果は短いです。

人間に置きかえると

有機肥料⇒栄養満点なご飯

無機肥料⇒サプリメント

無機肥料だけで植物を作ることはできなくはないですが、それでは取れない栄養素、ミネラルも出てきます。

土壌中の豊かさは植物にとっては必要なものなのですね。

3、じゃぁ結局どうしたらよいのでしょうか?(笑)
ここからは個人的な見解です。

有機肥料を使うことは必須だと思います。

有機物を基本徹底し、もし必要なのであれば最低限に化成肥料で補う手もあると思います

有機肥料で基本土壌の作成、土壌診断をして、欠乏していそうなものを化成肥料で補う。

ただ、農家さんによってやり方、考え方はそれぞれですからね!

知らんけど!!!

土壌診断てなに?と言う疑問が出てくると思いますが、それはまた今度!!(笑)

では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?