【ざっくり知識】病害虫にやられやすい要因の一つはこれ!

※このブログは農家の嫁(会社員なので農業はしていない)が旦那の言葉を理解するために、疑問に思ったことをかみ砕いて、小学生レベルの文才で執筆しています。読みやすいを意識して、短くまとめてるつもりです!

おはようございます!いつも見ていただきありがとうございます。
只今、朝の4時!朝活にはまっているわたくしでございます。
今日は病害虫の原因について簡単にお勉強します!

1、病害虫が寄ってくる原因は窒素過剰?!
植物の根っこは窒素を吸収してアミノ酸→タンパク質となり植物の体を作っているよー。と言うお話を前回ざっくりとしましたね!

※下記参照してみてください☆

ここで問題となっているのが、過剰になってしまった窒素です。

窒素は硝酸態窒素となり植物に吸収され、植物の体に生まれ変わるのですが(この間の工程は色々と足りてなくてうまく説明できないので、省いてざっくりと…)過剰になってしまった硝酸態窒素はどうなるのでしょうか?

行きつく先はざっくり二つです

①植物の体に送り込まれる

②土に溶けやすいので地下層に浸透する
ほうほう。。。
でもそれがどうして病害虫の原因になるのかな?

説明します!

①植物の体に送り込まれた硝酸態窒素は葉っぱを緑色にします。

やたら色の濃いほうれん草とか見たことありませんか?それ、実は過剰な硝酸態窒素が原因です。虫はその濃い緑をめがけてやってくるのです。

スーパーで『色の濃い方が栄養素がありそうだから、これを買おう!』は間違いです。

気を付けましょう!

そして怖いのは、硝酸態窒素が体にあんまりいいものではないという事。

まだ研究途中ではありますが、発がん性物質の原因になったり、ヘモグロビンに悪さしたり…(乳児は特に危険です。ブルーベビー症候群で検索してみてくださいね!)

色々勉強して野菜を買う必要がありそうです。

②土に溶けやすいので地下層に浸透する

これにに関しては、地下水が汚染されて環境汚染の原因となっておりますがまた別の機会に触れます。。。

2、窒素過剰はどうして起こるの?そしてその先には・・・
化成肥料のあげすぎが原因です。

化成肥料はとても吸収しやすく、効果が速いです。

すなわち、硝酸態窒素になりいち早く吸収されます。なので、過剰に与えてしまうと植物の代謝が追いつかず、吸収され植物の葉を濃い緑色に変えていきます。

そして、病害虫に狙われてしまいます。

それから守るために、人間は何をしますか?

農薬を散布します。

お判りでしょうか?

成長スピードを上げるために化成肥料をバンバン撒いて、まきすぎると虫が寄ってくるので、農薬を散布してきれいな状態でスーパーまでたどり着かせる。


すなわち、過剰な化成肥料と、農薬はセットで使用している!!
と言うことですね!??

そういうことになりますね。。。

もちろん、必ずしもそういう農家さんばかりではないと思います。

ただ、農家がどこまで管理しているのか、どのような考え方で作物を作っているのか、硝酸態窒素の存在を知っているのと知らないのでは野菜の選び方・考え方が変わってきますから、一つのきっかけになるとうれしいです。

3、土の声を聴いてあげよう!
要するに、土壌診断を定期的に行い、土の状態をきちんと把握したうえで、肥料をまきましょう!と言うお話です。

もちろん有機肥料が良いんだとは思いますが、そこは考え方・状況・やりようによって変わるので触れません。

参考程度に肥料の話も・・・時間のある方はどうぞ!!


とりごと。。。
ちなみに上記をきちんとやっていてもなかなか難しいです。
農薬まいていない割には虫は来ないけど、やっぱり多少は居ます。
そして、自然農法で肥料をあげなくても野菜が育つとおっしゃる方もいるようですが、それは趣味の範囲なのか?商売として成り立っているのか?栄養価は足りているのか?そもそも、人間の欲しいように品種改良させた野菜が自然の中で育つのか?ん?自然農法はF1品種は使わないのかな?
やー。ちょっと知識が足りません。知りたいことだらけだけど一つ一つ紐解くのに時間がかかって(´;ω;`)
ではまた!

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